LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 59話 ―

― 神籬宮 ―

      ひもろぎぐう

2019年3月3日 12:00 御参拝

兵庫県多可郡多可町加美区

 

御祭神 天魂の大神 

    九頭龍の大神 

    八幡宮の大神 神功皇后仲哀天皇応神天皇

 

最近よく行く場所 兵庫県多可郡、この地域に過去に行ったことがなかったのか?

ふと疑問に思い、調べてみると2019年3月3日行ってました。

 

〝神籬宮〟 池田艶子さんとおっしゃる方が神功皇后の御神託を受けて創設された神社

のようです。

どこで誰に聞いたのか憶えていないのですが、龍神という神社がここら辺にあると

聞いて探しに行ったのですが、見つからず、そうしていたらこの〝神籬宮〟に辿り着い

たと記憶しています。

憶測ですが、龍神とは池田艶子さんの御自宅内にある神社なのではないかと思って

います。 

 

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かなりの坂道でした。

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初めに御参拝させていただいたのが、神籬八幡本宮。

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ベンチで10分程休憩し、息を整えました。

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次に向かったのが、天魂の大神。

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こちらの磐座が天魂の大神だったと憶えています。

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そして九頭龍宮へ

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ここで手を合わせていると、丸い水溜まりの中に大きな蛙がいたのにびっくり。

下の方には沢があるのか?水の流れる音が聞こえてきます。蛙さんもこんな狭いところ

から飛び出して、沢に行けばいいのにと思ったのを憶えてました。

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2010年頃の創設なのかな?新しくきれいな神社ですが、神社というよりは磐座を祀

っている聖地といったほうが良いのかも?

歴史こそありませんが、崇高な雰囲気が漂っていたように思います。

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由緒に書かれてある、後桜町天皇とは第117代天皇(江戸時代)で最後の女性天皇です。

 

池田艶子さんはもうすでにお亡くなりになっておられるようですが、 こんな立派な聖地

を、崇敬者の方々と創建なさるくらいですので、その方面ではかなり有名な方だったの

でしょうね・・・

 

帰り道で気になったのが、斜面の十字。

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そして足元にも。

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誰かのいたずらかな?

 

多可郡〝神籬宮〟でした。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 58話 ―

― 舟木石上神社 ―

       いわがみじんじゃ

2019年10月14日 15:00 御参拝

兵庫県淡路市北淡町舟木

 

御祭神 由緒では 日の神/天照皇大神大日如来

    津名郡神社誌では 素戔嗚尊

 

1980年に放送されたテレビ番組の特集 「知られざる古代~謎の北緯34度32分

をゆく」 の中で紹介された神社です。

 

細い山道を車で登っていきました。 駐車スペースは何とか 車一台程度です・・

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奈良県桜井市箸墓古墳を起点として、同緯度線上に数々の遺跡や著名な神社が並んで

おり、それらは太陽信仰に関わるものが多く見られることから調査されたようです。

主なものを東からあげていくと、神島(三重)・伊勢斎宮室生寺長谷寺三輪

箸墓古墳二上山大鳥神社伊勢久留麻神社(淡路)・石上神社(淡路)とな

り、このレイライン「太陽の道」と呼ばれています。

 

由緒です。

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まさかの女人禁制の神社でした。

 

古代磐座信仰の祭祀場のように思えます。

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ここにひとつのお話があります。

北緯34度32分のレイラインは、倭姫命の元伊勢御巡幸と密接な関係があるのだそうです。

第10代崇神天皇の時代までは、天照大御神倭大国魂神を並べて皇居内にお祀りされ

ていました。やがて疫病の大流行により民の離反が始まります。その原因が両神を同じ

場所にお祀りしているからではという事になり、天照大御神倭大國魂神の理想的な鎮

座地を探す御巡幸が始まりました。

しかし本当の目的は、国内外の治安が不安定になる最中、外敵から神宝を守り安全な場

所に宝蔵することが目的だったとか。

神宝は各地に遷されながらも最後には安全な場所に秘蔵され、御巡幸の旅は終ったので

すが、神宝が秘蔵されて封印された場所を示すひとつのラインが北緯34度32分のレ

イラインだった。

そして御巡幸の船旅を主導した舟木氏は、神宝に関わるもうひとつのラインの交点とし

三輪山(奈良)と同緯度線上に石上神社を建立したといわれています。

神宝とはおそらく三種の神器ではないでしょうか?

何故なら四国の剣山までもが関わってくるようなので・・・ 

古代の海洋一族だった舟木氏は皇室のお仕えし国家を守る為に尽力された豪族だったそ

うです。 / 簡略したお話でした・・・すいません。

 

北緯34度32分ライン上の伊勢久留麻神社淡路市久留麻)

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由緒にも書かれていました。

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女性がこの舟木石上神社を御参拝するときは、女性専用の参拝場所が磐座の右手の方に

用意されております。

 

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― この古代祭祀場で一人磐座を眺めている時のことです。後方で足音が聞こえて来た

ので誰か御参りに来たんだなと思ってました。足音からするとまだ少し遠いところを歩

いている感じだったので、もう少し近づいてから場所を譲ろうと思っていました。

数秒後、足音が止んでるのに気付いた私は後ろを振り返りましたが・・誰もいません。

数秒で姿を消すなら走らなければ無理だし、走れば音で気付くと思われます。

遠ざかる足音は聞こえていないので、あの足音は一体なんだったのでしょうか?

枯葉を踏むような足音が間違いなく聞こえていたのですが・・・ 

というありきたりな〝少し怖い話〟も実体験しました。 ―

 

この舟木石上神社、確かに雰囲気がいいとは言えないのかな?でも怖さは感じません

でしたけど・・・

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 57話 ―

― 大歳金刀比羅神社 ―

       おおとしこんぴらじんじゃ

2021年3月14日 11:50 御参拝

兵庫県多可郡多可町中区

 

御祭神 大歳神 おおとしのかみ

    大己貴神 おおなむちのかみ

    保食神 うけもちのかみ

    事代主神 ことしろぬしのかみ

 

青玉神社に続いての、大歳金刀比羅神社、やっぱりこの鳥居私は好きですね。

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陽の光に満ちた参道・・・

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こちらの狛犬様も凛々しいですね。

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 拝殿も陽の光でいっぱい・・・

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この龍の額、気に入りました。

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御祭神の大歳神とは、須佐之男命と神大市比売(かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた御子神で食物の神様です。

兄弟神に宇迦之御魂神がおられ、こちらも穀物の神様であり伏見稲荷大社主祭神となっております。

通常、金刀比羅神社の御祭神は大己貴神の和魂といわれている大物主大神でありますが、こちらではそのまま大己貴神としてお祀りされてあります。

 

本殿前にも狛犬様がいらっしゃいました。

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本殿です。

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摂社・・・青玉神社の御祭神です。

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御祭神がわかりませんでした・・・

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所々にこのような岩と植木があります。

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この松は、まるで龍のよう・・・

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摂社・・・大山津見神社 

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江島神社・・・弁財天ですね。

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そして稲荷神社

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神社の面白い所なんですが、最高神(例えば天御中主神天照皇大神)が必ず神社の主祭神ではないのですね、ここ大歳金刀比羅神社では御祭神が四柱、そして青玉神社では主祭神天目一箇命がここでは境内摂社でお祀りされています。(古くは天目一箇命が大歳神社として祀られていたらしいですが。)

その意味とは? 

古代日本の神道において、神様にはそれぞれのお働きがあり、どれ一つとしてなくてはならない大切なものだという思いがあったのでしょうか?

森羅万象に神が宿ると考えた日本人にとっては最高神という概念さえなかったのかも知れません。

 

なんて書いているのかな?

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陽の光に溢れた神社、大歳金刀比羅神社でした。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 56話 ―

― 青玉神社 ―

       あおたまじんじゃ

2021年3月14日 10:50 御参拝

兵庫県多可郡多可町加美区

 

御祭神 天戸間見命 あまのとまみのみこと

別名  天目一箇命 あまのまひとつのみこと

合祀  大歳御祖命 おおとしみおやのみこと

 

また兵庫県多可郡へ行ってきました。

― 47話 ・48話 ―で見た両部鳥居が忘れられなくて・・・

 

yatutama.hatenablog.com

 

 

yatutama.hatenablog.com

 道の駅の目の前に、石碑と鳥居がありました。

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― 47話 ― 荒田神社の鳥居のような迫力はありませんが、立派な両部鳥居です。

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杉の木に囲まれた参道はまっすぐ社殿へと・・・

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 透き通った水辺に青玉が浮かんでいます・・・何とも言えない雰囲気です。

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手水舎ですが、水滴で清めました。

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御祭神の天戸間見命(別名 天目一箇命とは日本神話に登場する製鉄・鍛冶の神様です。

そしてアマテラスとスサノオの誓約から生まれた五男の一柱、天津彦根命の子になるらしい。

 

「目一箇」は「一つ目」の意味で、鍛冶が鉄の色でその温度をみるのに片目をつぶっていたことや片目を失明する鍛冶の職業病があったことから、その名がついたとも云われているそうです。

 

ギリシャ神話のサイクロプスという神様も鍛冶技術を持つ単眼の神なんだそうですが、世界各地の神話と日本神話、似たような伝説もあったりと不思議に思います。

 

凛々しい狛犬様。

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拝殿です。

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境内に七本、県指定文化財の杉があるそうです。 樹齢千年だとか・・・どれでしょう?

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摂社。  ・・・この奥の杉の木が御神木だったのですが、見逃してしまいました。

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大自然の中の静かな神社で、鳥居から神域へ入るとそこはもう異空間 ― 

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 木漏れ日に溢れた深みのある空間に、思わずため息がでるくらいほっとする神社です。

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今回も、多可郡の素晴らしい神社に出会えました・・・

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 55話 ―

― 四宮神社 ―

       よのみやじんじゃ

2021年3月11日 12:00 御参拝

兵庫県神戸市中央区中山手通

 

御祭神 市杵島姫命 いちきしまひめのみこと

 

神戸守護神 厄除八社の一社です。

― 46話 ― では、八社の内の一社、二宮神社に行って来ました。

 

yatutama.hatenablog.com

 

今回は四宮。 神戸市の街中 兵庫県庁の北側に鎮座します。

 

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一宮から八宮を順序通りに巡ることを八宮巡りといい、厄除けになると書いてありまし

た。 ・・・いつか一宮から出直します!

 

この八社は生田裔神八社(いくたえいしんはっしゃ)とも呼ばれており、神戸市中央区

生田神社を囲むようにして点在しています。

その点在する神社の配置が北斗七星に似ているとか似ていないとか・・・

 

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天照大御神須佐之男の誓約によってお生まれになった五男三女の神々が、それぞれ

一宮から八宮までの御祭神とされています。

ただ七宮の御祭神だけが大己貴尊となっており、五男とはまったく関係のない国津神

お祀りされています。(大己貴尊とは大国主命

でも一宮の御祭神、田心姫命大国主命の妃神ですね・・・

そして本来お祀りされるべき、活津日子根命はどこにもお祀りされてないのです。

 

狛犬様。

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 美しい拝殿です・・ 市杵島姫命もさぞ美しい女神なのでしょうね。

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巳神社 祭神 弁財天巳大神

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神仏習合の名残でしょうか、弁財天の御眷属である白蛇様がお祀りされてました。

ヒンドゥー教の神様、サラスヴァティーが仏教に取り込まれ弁財天となり、そして神仏

習合によって市杵島姫弁財天としてお祀りされていることもあるようです。

 

― 45話 ― 和田神社も神の使いは白蛇様で、市杵島姫命をお祀りしていました。

 

yatutama.hatenablog.com

 

八幡神社 祭神 誉田別命応神天皇

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こちらの狛犬様が何とも言えず・・失礼ですが、可愛らしくて・・・

お祀りすると軽やかな風が吹いて来ました。

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稲荷神社も御座いました。

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由緒  神功皇后三韓征伐の帰路、生田神社裔神八柱の神を八か所に奉納された内の一

社で、四の御前神とも云う。

 

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「諸人よわが道つとめ花開らく恵みあたえん知恵と宝を」 ―読人知らず―

書道家の弁天さんといわれる中尾人艸先生の書

宗像三女神の一柱である、市杵島姫命が御祭神ではありますが神社境内には〝弁財天〟

ののぼり旗があちらこちらに立てられており、その功徳のひとつであります芸能の神徳を

あらわす〝芸能塚〟が建てられています。

 

何とも清々しい神社でした。

 

順を追って、一宮から八宮巡りしてみたいものです。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 54話 ―

― 岩戸神社 ―

       いわとじんじゃ

2018年11月11日 13:40 御参拝

兵庫県洲本市上内膳

 

御祭神 天照大御神

 

全国にある天岩戸伝説の場所の一つです。

日の神 天照大御神の弟である、須佐之男高天原で乱暴狼藉を働いたため天照大御

天岩戸に御隠れになった。日の神が隠れてしまうと高天原葦原中国も闇に包まれ

た。という神話が古事記日本書紀に残されています。

日本の彼方此方に天岩戸伝説が残っており、その場所には天照大御神が御隠れになった

洞窟や磐座があります。

淡路島 千山に鎮座する岩戸神社は割れ目のある大きな磐座が御神体であり、この御神

体が天岩戸だと伝えられています。

 

まずは淡路富士と呼ばれる千山の頂上に在る、千光寺を目指して車を走らせます。

曲がりくねった山道の終点にある駐車スペースに車を停めて、後は歩いて千光寺へと向

かうと右手に茶屋が見えて来ますので、茶屋を通り過ぎてすぐの階段は登らずに、右手

の細道を進みます。

ここからは山の中のけもの道になります、どれくらい歩いたでしょう?記憶にない

のですが確か突き当りになるので、右に曲がると鳥居が見えたはず・・・

 

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ここからさらに険しい道に・・・

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けもの道の突き当りに登場する大きな御神体の磐座

高さ約8m これが天照大御神の御隠れになった岩戸なのでしょうか?

 

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確かにこの空間は異質でした。

 

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鬱蒼と茂る木々と、そこからの木漏れ日と柔らかな風、神聖な磐座、そんな人気のない

空間からでも違和感の欠片も感じず、胸の中から湧き上がってくるのは安心という心地

よさでした。

 

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いつまでもここに居たかったのですが、そういう訳にもいかず帰路につきます。

すこし、千光寺も見てきました。

 

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千光寺からの眺めは最高です。

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近くにこんな気持ちのいい場所があればいいなと思いますが、ここに来るまでの道のりがあってこそあの心地よさを感じられるのでしょうね。

 

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本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 53話 ―

― 日吉神社 ―

       ひよしじんじゃ

2021年3月6日 14:00 御参拝

兵庫県加西市池上町

 

御祭神 大山咋大神和魂 おおやまくいのおおかみのにぎみたま

    大己貴大神 おおなむちのおおかみ 

    田心姫大神 たごりひめのおおかみ  

    白山比賣大神 しろやまひめのおおかみ 

    大山咋大神荒魂 おおやまくいのおおかみのあらみたま  

    鴨玉依姫大神和魂 かもたまよりひめのおおかみのにぎみたま

    鴨玉依姫大神荒魂 かもたまよりひめのおおかみのあらみたま

 

― 51話 ― 住吉神社の前に御参拝しています。

 

正面の鳥居、兵庫県指定重要文化財です。(1620年造立) 立入禁止の為、鳥居をくぐることが出来ませんでした。

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でも大丈夫、すでに神社裏手の鳥居で一礼済ましています。

(カーナビでこっちに誘導されていました・・)

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鳥居の両脇に猿が・・・狛猿?  初めて見るかも。

日吉神社の神使は猿、神猿と書いて〝まさる〟と呼ぶそうです。

 

裏の鳥居からぐるっと廻ってきて随神門前。

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狛猿ではなく、狛犬様はやはりおられました!    犬猿の仲ではないようです。

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こちらの神社の御祭神の中には、御名前は同じなんですが和魂と荒魂と分けてお祀りし

ている神様がおられますね。

和魂とは神霊の静的な通常の状態における穏和な作用を言い、荒魂とは神霊の荒々しく

積極的に働く作用を言います。

そして和魂には幸魂(さきみたま)と奇魂(くしみたま)があり、幸魂は運によって人

に幸を与える働き、収穫をもたらす働きです。

奇魂は奇跡によって直接人に幸を与える働きです。

 

立派な社殿。

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 由緒 ― 3.5km北にある奥宮の鎮座する鎌倉山御神体山として拝してきたが、

その大神様を当地の里にお迎えし、奈良時代初期の頃、現在地に近江国日吉大社より御

分霊を勧請したのが始まりである。 ―

 

本殿。

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右下の御猿さん気が付きました?

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・・・ですって。

 

ついでに・・・

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見ざる、言わざる、聞かざる、日光東照宮では猿の彫刻でしたが、こちらは石造。

 

滋賀県大津市日吉大社の神使が猿で同じように神猿と書いて〝まさる〟と呼んでいます。

 日吉大社から御分霊をいただいたとのことなので、御祭神と一緒に神使である猿もこち

らへやってきたのでしょう。

 

さざれ石です。

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 きらびやかな門守神。

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最後は、手水舎の龍神様です。

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この日吉神社藤の花の名所といわれており、藤棚があるようです。

4月下旬から5月上旬に参拝すれば、きれいな藤の花が見れるのでしょうね。

 

本日もお付き合いいただきありがとうございました!

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