― 大歳金刀比羅神社 ―
おおとしこんぴらじんじゃ
2021年3月14日 11:50 御参拝
御祭神 大歳神 おおとしのかみ
大己貴神 おおなむちのかみ
保食神 うけもちのかみ
事代主神 ことしろぬしのかみ
青玉神社に続いての、大歳金刀比羅神社、やっぱりこの鳥居私は好きですね。
陽の光に満ちた参道・・・
こちらの狛犬様も凛々しいですね。
拝殿も陽の光でいっぱい・・・
この龍の額、気に入りました。
御祭神の大歳神とは、須佐之男命と神大市比売(かむおおいちひめ・大山津見神の娘)の間に生まれた御子神で食物の神様です。
兄弟神に宇迦之御魂神がおられ、こちらも穀物の神様であり伏見稲荷大社の主祭神となっております。
通常、金刀比羅神社の御祭神は大己貴神の和魂といわれている大物主大神でありますが、こちらではそのまま大己貴神としてお祀りされてあります。
本殿前にも狛犬様がいらっしゃいました。
本殿です。
摂社・・・青玉神社の御祭神です。
御祭神がわかりませんでした・・・
所々にこのような岩と植木があります。
この松は、まるで龍のよう・・・
摂社・・・大山津見神社
江島神社・・・弁財天ですね。
そして稲荷神社
神社の面白い所なんですが、最高神(例えば天御中主神や天照皇大神)が必ず神社の主祭神ではないのですね、ここ大歳金刀比羅神社では御祭神が四柱、そして青玉神社では主祭神の天目一箇命がここでは境内摂社でお祀りされています。(古くは天目一箇命が大歳神社として祀られていたらしいですが。)
その意味とは?
古代日本の神道において、神様にはそれぞれのお働きがあり、どれ一つとしてなくてはならない大切なものだという思いがあったのでしょうか?
森羅万象に神が宿ると考えた日本人にとっては最高神という概念さえなかったのかも知れません。
なんて書いているのかな?
陽の光に溢れた神社、大歳金刀比羅神社でした。
本日もお付き合いいただきありがとうございました!