LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 149話 ―

― 神泉苑 ―

    しんせんえん

 

2022年10月27日 14:30 御参拝

京都府京都市中京区御池通神泉苑東入ル門前前166

 

宗派   東寺真言宗

本尊   聖観音

開山   空海

 

京都での〝龍〟巡りの旅はこちらが最後です。

絵図や像のようなものはありませんが、この神泉苑には弘法大師空海北インドから勧

請した〝善女龍王〟がおられるようです・・・

 

 

こちらが〝善女龍王〟が棲んでおられるという池ですね。

 

 

こちらで手を合わせました。

 

ふと見上げた右手に見えたのは、善女龍王でしょうか?  琵琶らしきものが見えるの

で弁財天様かな?

 

 

左手には、なんとも朴訥に思える〝龍〟がおられました。

 

善女龍王とは、八大竜王の一尊である沙掲羅龍王の三女であり仏法を守護する〝龍神

であります。

空海が唐に留学した際に、長安青龍寺より勧請された〝龍神〟なんだそうです。

 

こちらは恵方社といい、毎年大晦日の晩に翌年の恵方に祠の向きをかえています。

 


そして池があれば必ずといっていいほどお祀りされております〝弁財天〟です。

 


そしてそして、神社仏閣どこにいっても必ずといっていいほどお祀りされております

〝稲荷社〟です。

 

 

この橋を渡れば・・・

 

御本尊である〝聖観世音菩薩〟と〝不動明王〟がお祀りされております本殿に行きつく

のでした。

 

 

はじめは、平安京大内裏に接して造営された禁苑(天皇の為の庭園)でありましたが、

古代から中世にかけては東寺が管掌する雨乞いの道場となり、そして江戸時代に寺院と

なったのだそうです。

 

 

 

神と仏を結ぶ場所でしょうか・・・

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む

― アワヒメを追って 148話 ―

― 清明神社 ―

    せいめいじんじゃ

 

2022年10月26日 15:25 御参拝

京都府京都市上京区清明

 

主祭神  安倍晴明御霊神 あべのせいめいごりょうじん

 

幾度かこの鳥居の前を車で通り過ぎており、横目で扁額の五芒星に興味をそそられてお

りました。

 

いつか訪れたいと思っていた神社です。

 

 

由緒です。 

 

狛犬様。

 


鳥居をくぐると左手に〝一条戻橋〟なるものがありました。

この橋の左にたたずむ御方 ? は 一体誰 ? ・・・〝式神〟なんだそうです。

〝一条戻橋〟とは京都市上京区にある堀川に架けられている橋で、その歴史は大変深

く、平安京造営に伴って造られたとされています。

 

もともとは〝土御門橋〟と呼ばれていたとか・・・少し調べれば何やら不思議な逸話が

いろいろと出て来る橋です。

 

・・・こちらはレプリカですが、実際の一条戻橋の部材を使って造られているようで

す。

 

そして二の鳥居。

 

きれいな、手水舎です。

 

清明井・・・清明公が念力により湧出させた井戸で、湧き出す水は病気平癒の御利益が

あるそうですよ。

 

拝殿にやって来ました。

左手に清明公 右手には厄除桃。

独特に思えるこの五芒星、〝清明桔梗〟とよばれ清明公が創られた陰陽道に用いられる

魔除けの祈祷呪符なんだそうです。

 

 

安倍晴明といえば、平安時代に活躍した陰陽師として有名です。

安倍晴明の師匠は一体誰なのかと調べてみると、賀茂忠行という人物であります。

そして辿り着くところは〝吉備真備〟・・・

2021年2月8日に訪れた〝廣峯神社〟の奥宮でお祀りされていました。

 

yatutama.hatenablog.com

 

こちらは安倍晴明のライバルであった〝蘆屋道満〟の印で、九字紋と同じ形をしていま

す。

 


御神木の楠です。

 

 

安倍晴明公。

 

この日、普段は京都国立博物館に寄託されており見ることの出来ない〝安倍晴明公御神

像〟が、ここ清明神社で特別公開されていましたので拝顔させていただきました。

 

安倍晴明公 その昔・・・

平安京の闇に漂う、魑魅魍魎達を退治しておられたのでしょうか?

 

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む

― アワヒメを追って 147話 ―

― 白峯神宮 ―

    しらみねじんぐう

 

2022年10月26日 14:45 御参拝

京都府京都市上京区今出川通堀川東飛鳥井町261

 

主祭神  崇徳天皇 すとくてんのう

     淳仁天皇 じゅんにんてんのう

 

神宮を名乗る神社は全国で24社しかなく、おもに皇室に関係のある神社または歴史と

由緒のある神社のみにつけられた社号になります。

そんな社号を持つ〝白峯神宮〟に行って参りました・・・

 

由緒です。

 

 

二柱の天皇をお祀りしていますので、当然のごとく十六葉八重表菊、菊の御紋が見えま

すね。

 

向って右に〝左近乃櫻〟そして左に〝右近乃橘〟。

平安宮内裏の紫宸殿の前庭に植えられている橘と桜を倣ったものでしょうか?

右近乃橘

左近乃櫻

そして狛犬

 

 

拝殿です。

 

こちらが、本殿。


御祭神の〝崇徳天皇〟と〝淳仁天皇〟どちらの天皇も薄幸の人としての生を送ったよう

です・・・

 

崇徳天皇保元の乱で敗れ讃岐に配流となり、その後は仏教に深く傾倒したようです。

五部大乗経の写本作りに専念し、戦死者の供養と反省の証として完成した写本を京の寺

に納めてほしいと朝廷に差し出すのですが、後白河院は〝呪詛が込められているので

は?〟と写本を送り返します。

この行いに激怒した崇徳天皇は舌を噛み切り写本に〝日本国の大魔縁となり、皇を取っ

て民とし、民を皇となさん〟それから〝この経を魔道に回向す〟と血で書き込み崩御

るまで爪や髪を伸ばしつづけて夜叉のような姿となり、その後天狗となっていったとの

言い伝えが残されています。

 

後に後白河院に近い人々が相次いで死去、そして大事件の続発などから、崇徳天皇の怨

霊によるものに違いないと、崇徳天皇の御霊を鎮魂するために祀り、そして神格化され

ていくのです。

 

淳仁天皇は、権力争いの中で現役の天皇が廃位にされて淡路国流罪となり〝淡路廃

帝〟と呼ばれるほどに悲しい人生を送ったとされています。

 

後に明治天皇が、崇徳天皇の魂を鎮めるべく〝白峯神宮〟を造営。

その後、淡路廃帝の御霊も〝白峯神宮〟に移され1870年に正式に天皇の名が与えら

淡路廃帝から〝淳仁天皇〟となるのでした。

 

こちらは2020年1月19日に訪れた、兵庫県南あわじ市賀集にある〝淳仁天皇陵〟

です。

 

 

ブログを始めるきっかけとなった夢を見る少し前に、訪れていました。

 

境内社である〝潜龍社〟

右手に見える、龍は笑い龍と呼ばれております。

 

伴緒社・・・源為義 源為朝をお祀りしています。


地主社・・・精大明神をお祀りし、球技やスポーツ全般の守護神だそうです。

 

 

日本三大怨霊とされた〝崇徳天皇〟と、淡路廃帝と呼ばれる〝淳仁天皇〟をお祀りする

白峯神宮〟でした。

 

 

・・・意味深なものを感じさせる〝白峯神宮〟です。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む

― アワヒメを追って 146話 ―

— 龍 ―

 

京都旅行三日目の〝龍〟巡りはこちらから始まります。

 

― 南禅寺 ―

      なんぜんじ

 

2022年10月27日 9:45 御参拝

京都府京都市東山区本町十五丁目778

山号  瑞龍山

宗派  臨済宗南禅寺派

寺格  大本山 京都五山及び鎌倉五山の別格上位

御本尊 釈迦如来

 

こちらは勅使門。

 

私たちはこちらの中門からの入場です。

 

勅使門から、まっすぐに進むとこちらの壮大な三門を目の当たりにすることになりま

す。

 

こちらの三門は、内部に入り拝観することが出来ます。

数々の仏像や天井画などがあったのですが、撮影は禁止だったはず・・・

でも三門上からの美しい景色を撮ることが出来ました。

 

そして目的の法堂が見えてまいります。

 

こちらの〝龍〟も迫力があります!

 

 

開基は亀山天皇・・・嵯峨天皇の皇子で南朝の祖であります。

 

水路閣

南禅寺には、琵琶湖から京都市内に向けた水路橋があり、実際に今も上部の水路には水

が流れていました。

 

絵になりますね。

 

庭園も素晴らしい・・・

 

 

 


次に向かったのはこちらです。

 

— 建仁寺 ―

       けんにんじ

 

2022年10月27日 12:45 御参拝

京都府京都市東山区大和大路四条下る四丁目小松町584

山号  東山

宗派  臨済宗建仁寺派

寺格  大本山 京都五山三位

御本尊 釈迦如来

 

京都最古の禅寺

こちらの門から入らせて頂きました。

 

三門。

 

法堂。

 

まずは、俵屋宗達筆 国宝の〝風神雷神図屛風〟です。

 

そしてこちらは、海北友松によって桃山時代に描かれた方丈襖絵。

 

雲龍図〟 

 

 

こちらでも美しい〝龍〟に出会えました!  だが、これだけではありません。

 

御本尊である釈迦如来の上に、大迫力の龍神様がおられました。

 

 

こちらの龍神様は五本爪です。

中国では最高位の皇帝のみが五本爪の龍を表現できたらしいですね。

 

龍神とはどんな存在なのでしょう?

 

ちょっと落着きを取り戻します。

 

 

 

これにて〝龍〟巡りは終るのですが、さすが京の都・・・

なにもかもスケールが違います。

 

 

法堂を出て、何気なく境内を歩いていると、秘仏である摩利支天をお祀りする〝禅居

庵〟という寺院に辿り着くのでした・・・

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む

― アワヒメを追って 145話 ―

— 龍 ―

 

去年秋の京都旅行では神社巡りともう一つの目的があり、それは〝龍〟の御姿を拝見す

ることなのでした。

 

まず初めに訪れた場所は・・・

 

― 東福寺 ―

      とうふくじ

 

2022年10月25日 15:30 御参拝

京都府京都市東山区本町十五丁目778

山号  慧日山

宗派  臨済宗東福寺派

寺格  大本山 京都五山第四位

御本尊 釈迦如来

 

国宝の三門です。

 

立派ですね!     

 

こちらが本堂です。

摂政九条道家が、奈良における最大の寺院である東大寺に比べ、また奈良で盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で、〝東〟と〝福〟の字を取り、京都最大の大伽藍を造営したのが慧日山東福寺です。

 

そして本堂を覗いてみると、御本尊である釈迦如来像の上に〝龍神〟がおられました。

 

この迫力は、なかなかのものです・・・

 

次に向かった先は・・・

 

― 龍安寺 ―

    りゅうあんじ

 

2022年10月26日 13:00 御参拝

京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13

山号  大雲山

宗派  臨済宗妙心寺派

寺格  妙心寺境外塔頭

御本尊 釈迦如来

 

この雰囲気漂う山門をくぐり次なる〝龍〟へと向かいます。

 

 

鏡容池・・・この画像で見える池の中心に大弁財尊天がお祀りされていたようなのです

が、木々の枝により隠されてしまい気付かないまま、御参拝出来ませんでした。


石庭です。 ・・・美しいですね。

 

 


この石庭には15個の石が配置されているのですが、どの角度から見ても一度に15個

の石は見ることが出来ないという不思議な石の配置となっています。

 

そしてこちらで出会った〝龍〟とは・・・

 

襖絵の〝龍〟でした。

 

先程の東福寺の龍は三本爪でしたが、こちら龍安寺の龍は四本爪ですね。

古の〝龍〟といった感じですか?

 

この龍安寺細川勝元が宝徳2年(1450年)に徳大寺家の別荘を譲り受けて建立し

た寺院であり、世界文化遺産となっております。

 

 

 

水と木々と岩が調和された庭園が素晴らしかったです・・・

 

足早に次の寺院へと向かいます。

 

― 大徳寺 ―

       だいとくじ

 

2022年10月26日 14:00 御参拝

京都府京都市北区紫野大徳寺町53

山号  龍寶山

宗派  臨済宗大徳寺派

寺格  大本山 京都五山 林下

御本尊 釈迦如来

 

こちらの門から入りました。

 

 

勅使門。

 

二層の山門で、金毛閣と呼ばれています。

 

そしてこちらの仏殿には、御本尊である釈迦如来像と天井には〝龍〟が描かれていると

思っていました。

 

古い天井画で色褪せてしまい何が描かれているのかわかりませんね、でもきっと龍が描

かれているのだと思っていたのですが、どうも違ったみたい・・・

 

どうも法堂の方に、狩野探幽が35歳の時に仕上げた雲龍図が描かれているようで、そ

の法堂で手を叩くと敷き瓦に共鳴して、龍が鳴いているように聞こえるので〝鳴き龍〟

と呼ばれているそうです。

 

神社巡りと龍巡り。

少し欲張って焦りすぎたかな?  残念ですが・・・

 

こちらは大徳寺の〝いぶき〟です。

 

失敗もありますが、まだ京都の旅は明日へと続くのでした。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む

― アワヒメを追って 144話 ―

― 白國神社 ―

    しらくにじんじゃ

 

2023年1月3日 11:00 御参拝

兵庫県姫路市白国5-15-1

 

御祭神  神吾田津比売神 かむあたつひめのかみ

     稲背入彦命 いりせいりひこのみこと

     阿曽武命 あそたけるのみこと

     

新年あけましておめでとうございます! 本年も何卒よろしくお願いいたします!

 

・・・年が明けてあっという間に1週間が過ぎて行きました。

 

2023年の初詣は、播磨国四ノ宮である 〝白國神社〟。

 

御祭神の〝神吾田津比売神〟とは大山津見神の娘であり、天孫である邇邇芸命と結婚さ

れた美しき女神〝木花咲耶姫命〟です。

 

昨年の10月に京都で訪れた〝縣神社〟の御祭神もそうでした。

 

 

随神門・・神紋は立ち葵紋のようです。

賀茂別雷神社、賀茂御祖の神紋でもあり徳川氏の家紋でもありますね。

 

カラフルな随神様は、虎を従えています・・・

 

 

隋神門をくぐると、その先には何となく背の低い鳥居が見えてきました。

門松がお正月感を引き立てております!

 

聞き伝えによると、門松とは年神様を迎え入れるための依り代なんだとか・・・


鳥居で一礼の後、数歩歩くと安産を祈願する為の〝撫で戌〟が待ってます。

 

さらにもう一匹。

由緒

今を去る千八百年前の昔、景行天皇の御子 稲背入彦命は、大和から当地へ下向され、

この白國の地に宮殿を構えて播磨地方を統治されました。

ある日のこと、その御孫 阿曽武命の妃・高富媛がご出産にあたり大変苦しまれまし

た。

阿曽武命は倉谷山の峰に白幣を立て神吾田津日売命を祀り、一心に安産を祈願されたと

ころ女神が現れ、〝妾が神吾田津日売である。汝の祈りは天に通じている。妾がこの地

に長く留まり婦人を守護し安産させましょう。〟とお告げになられ、白幣が天高く舞い

上がり、しの白幣と共にお隠れになられました。

阿曽武命が館に帰られると無事に男子を出産されており、その神徳に感謝されました。

神恩に報いるため、倉谷山の麓に社殿を設け、神吾田津日売を祀られたのが、白國神社

の由緒と伝わっています。

 

安産祈願である戌の日参りを、撫で戌として表現されているようです。

 

手水舎。

 

拝殿が見えてまいりました。

 

 

手を合わせ、新しい年を無事に迎えることが出来たことに感謝申し上げました。

 

こちらが本殿です。

 

池鯉鮒社・・・大国主命の御后神である三穂津姫がお祀りされています。

播磨地方はその昔、大己貴命大国主命)と少彦名命によって開拓されたとの伝承が

数々残っています。

三穂津姫はどんな御縁で、ここにお祀りされているのでしょう?

 

山森稲荷社。

 

白國神社八幡社・・・応神天皇こと誉田別神をお祀りしております。

 

こちらは御神木でしょうか?

 

2023年の初詣にて、おみくじは〝中吉〟。

 

— 行うに真の言を ならわずば心の月の 宿らざらまし —

 

との事でした。

 

こちらのオブジェは何なのかな?

 

〝白國神社〟 今年になって初めて知った神社です。

まだまだ見も知らずにいる〝神社〟があるのだなと何となく嬉しく思うのでした。

 

帰りの車窓から・・・

姫路城です。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む

― アワヒメを追って 143話 ―

― 御香宮神社 ―

   ごこうのみやじんじゃ

 

2022年10月25日 14:30 御参拝

京都府京都市伏見区御香宮門前町

 

主祭神  神功皇后 じんぐうこうごう

相殿神  応神天皇 おうじんてんのう

     仲哀天皇 ちゅうあいてんのう

     仁徳天皇 にんとくてんのう

     高良大明神 こうらだいみょうじん

     宇倍大明神 うべだいみょうじん

     瀧祭神 たきまつりのかみ

     河上大明神 かわかみだいみょうじん

     菟道稚郎子尊 うじのわきいらつこのみこと

     白菊大明神 しらぎくだいみょうじん

 

全国に約44000社あると言われる八幡神社の御祭神を含めた、多くの神々がずらっ

とお祀りされており、そして主祭神が八幡三神の一柱である神功皇后

そして、住吉大社では住吉三神と並んでお祀りされている女神です。

 

こちらが一の鳥居だと思います。

 

鳥居で一礼をして先へすすむとすぐに神門が現れます。


よく見ると、伏見城大手門と書かれた表札が掲げられていますが、いまはなき伏見城

大手門が移築されて、御香宮神社の神門となっているようです。

 

二の鳥居。

 

この鳥居を正面に見て左手にこんな立て札がありました。

立て札の後ろに見えている、少し強面の怪獣のような像は何なのでしょう・・・

 

あまり見ないというか?見たことがない異形の狛犬様でした。

 

 

奉行所の悪行から伏見町民を救うため命を投げ出して、幕府に直訴した七名をお祀りし

ています。

 

参道をゆっくりと歩きながら気持ちを整えます。

 

拝殿が見えてきました。

 

狛犬様にも御挨拶。

 

 

なんと艶やかな拝殿なんでしょう!

 

二礼二拍手一礼にて、手を合わせます。

 

本殿です。

 

こちらも極彩色で飾られています。

 

 

 

神功皇后とは、日本の第14代天皇である仲哀天皇の皇后。日本書紀での名は〝気長足

姫尊・・おきながたらしひめのみこと〟で仲哀天皇崩御から応神天皇即位まで初めての

摂政として70年もの間君臨されたようです。

神託により身籠ったまま三韓征伐に出兵した神功皇后は、所説ありますが新羅は戦わず

して降伏して朝貢を誓い高句麗百済もそれに従います。その帰路、神功皇后は船上で

産気づいたが、出産を遅らせるという卵型の鎮懐石を二つ腰に巻き付けて出産を遅ら

せ、筑紫(福岡県周辺)で応神天皇を無事出産されたと伝えられています。

 

 

御香宮神社の名の由来でもある〝御香水〟。

 

 

 

絵馬堂・・・刀を振りかざしている絵は少し怖いですね。

 

神功皇后を中心に右が竹内宿禰であろうかと思いますが、左におられるのはどなたでし

ょう?


聖母神でありながら武神でもある〝神功皇后〟をお祀りする、御香宮神社でした。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

続きを読む