― 天神社 ―
てんじんじゃ
2021年2月28日 13:00 御参拝
神産巣日神 かみむすびのかみ
菅原道真公 すがわらのみちざねこう
〝天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神〟この三柱の神様を造化三神といいます。
播磨国二宮荒田神社の次に御参拝させていただいたのですが、こちら天神社の両部鳥居
も素晴らしい! 扁額の上にこれは木鼻というのかな?立派です。
― 47話 荒田神社 ―の鳥居と似ています。
こちらの神社は参道が長く、奥へ進むにつれて気が引き締まっていきます。
この木は杉でしょうか、横も上も空間をさえぎらんばかりです。
隋神門が見えて来ましたね・・・
隋神門の真正面に拝殿が見えてきた、期待感が高まります。
隋神門の狛犬様。
桜の紋でしょうか?いや梅紋のようです。
菅原道真公をお祀りしている、北野天満宮にこのような紋が見られます。
門守神(かどもりのかみ)・・よく見えない。
拝殿正面です。 こちらの神社も雰囲気いいですね!
造化三神とは?
古事記によると、天地開闢のときに高天原に出現し、万物生育化育の根源となった三柱
の神様です。
天之御中主神は天地初発の時に高天の原に成りました最初の神様。
高御産巣日神は造化三神の一柱で、天之御中主神に次いで二番目に高天の原に成りまし
た独神で、身を隠している別天神。
神産巣日神は造化三神の一柱で、天之御中主神に次いで三番目に高天の原に成りました
独神で、身を隠している別天神。 ・・・この身を隠しているという意味がよくわかり
ません。
別天神とは造化三神と宇摩志阿斯訶備比古遅神・天之常立神、天津神の中でも特別な、
五柱の神の総称です。(宇摩志阿斯訶備比古遅神=うましあしかびひこじのかみ)
と呼びます。
一般的には天之御中主神が最高神で、高御産巣日神は天の生育化育の神様であり、高天
原系の神様の代表。神産巣日神は地の生育化育の神様であり、国津神系の神様の代表と
して活躍されます。
天之御中主神は常に双神の間に存在し、常に融和を促す神様なのかも知れません。
それとも、宇宙、天、地の順番かも・・・宇宙の中に天も地も、その身をかくしてい
る?わけですから・・・。 ちょっといい加減過ぎましたか?
そういえば、荒田神社の主祭神少彦名命は神産巣日神の御子でしたね。
彫刻も美しい。
本殿・幣殿・本殿 大きさこそ違えども、荒田神社に負けず劣らず素晴らしい。
境内摂社 素戔嗚命神社 摂社までがこの造り・・・
境内摂社 大己貴神社
神社名が天神社というからには本来は菅原道真公が主祭神なのかも知れませんね?
こちらの神社では春祭りが4月に行われていたはずです。このコロナ禍で今年の御祭り
はどうなるのでしょう?
今回多可郡の神社、2社を巡って来ました。
京都や奈良の有名所の神社も、きれいで見所も用意されていたりして楽しめるので
すが、私はあまり人に知られていない自然に囲まれた場所に行くほうが好きです。
なので今回の神社参拝は非常に楽しい時間となりました。
多可郡近辺にまた出没しそうです。
本日もお付き合いいただきありがとうございました!