― 岩戸神社 ―
いわとじんじゃ
2018年11月11日 13:40 御参拝
御祭神 天照大御神
全国にある天岩戸伝説の場所の一つです。
日の神 天照大御神の弟である、須佐之男命が高天原で乱暴狼藉を働いたため天照大御
神が天岩戸に御隠れになった。日の神が隠れてしまうと高天原も葦原中国も闇に包まれ
日本の彼方此方に天岩戸伝説が残っており、その場所には天照大御神が御隠れになった
洞窟や磐座があります。
淡路島 千山に鎮座する岩戸神社は割れ目のある大きな磐座が御神体であり、この御神
体が天岩戸だと伝えられています。
まずは淡路富士と呼ばれる千山の頂上に在る、千光寺を目指して車を走らせます。
曲がりくねった山道の終点にある駐車スペースに車を停めて、後は歩いて千光寺へと向
かうと右手に茶屋が見えて来ますので、茶屋を通り過ぎてすぐの階段は登らずに、右手
の細道を進みます。
ここからは山の中のけもの道になります、どれくらい歩いたでしょう?記憶にない
のですが確か突き当りになるので、右に曲がると鳥居が見えたはず・・・
ここからさらに険しい道に・・・
けもの道の突き当りに登場する大きな御神体の磐座
高さ約8m これが天照大御神の御隠れになった岩戸なのでしょうか?
確かにこの空間は異質でした。
鬱蒼と茂る木々と、そこからの木漏れ日と柔らかな風、神聖な磐座、そんな人気のない
空間からでも違和感の欠片も感じず、胸の中から湧き上がってくるのは安心という心地
よさでした。
いつまでもここに居たかったのですが、そういう訳にもいかず帰路につきます。
すこし、千光寺も見てきました。
千光寺からの眺めは最高です。
近くにこんな気持ちのいい場所があればいいなと思いますが、ここに来るまでの道のりがあってこそあの心地よさを感じられるのでしょうね。
本日もお付き合いいただきありがとうございました!