― 舟木石上神社 ―
いわがみじんじゃ
2019年10月14日 15:00 御参拝
1980年に放送されたテレビ番組の特集 「知られざる古代~謎の北緯34度32分
をゆく」 の中で紹介された神社です。
細い山道を車で登っていきました。 駐車スペースは何とか 車一台程度です・・
奈良県桜井市の箸墓古墳を起点として、同緯度線上に数々の遺跡や著名な神社が並んで
おり、それらは太陽信仰に関わるものが多く見られることから調査されたようです。
主なものを東からあげていくと、神島(三重)・伊勢斎宮跡・室生寺・長谷寺・三輪
山・箸墓古墳・二上山・大鳥神社・伊勢久留麻神社(淡路)・石上神社(淡路)とな
り、このレイラインは「太陽の道」と呼ばれています。
由緒です。
まさかの女人禁制の神社でした。
古代磐座信仰の祭祀場のように思えます。
ここにひとつのお話があります。
北緯34度32分のレイラインは、倭姫命の元伊勢御巡幸と密接な関係があるのだそうです。
第10代崇神天皇の時代までは、天照大御神と倭大国魂神を並べて皇居内にお祀りされ
ていました。やがて疫病の大流行により民の離反が始まります。その原因が両神を同じ
場所にお祀りしているからではという事になり、天照大御神と倭大國魂神の理想的な鎮
座地を探す御巡幸が始まりました。
しかし本当の目的は、国内外の治安が不安定になる最中、外敵から神宝を守り安全な場
所に宝蔵することが目的だったとか。
神宝は各地に遷されながらも最後には安全な場所に秘蔵され、御巡幸の旅は終ったので
すが、神宝が秘蔵されて封印された場所を示すひとつのラインが北緯34度32分のレ
イラインだった。
そして御巡幸の船旅を主導した舟木氏は、神宝に関わるもうひとつのラインの交点とし
て三輪山(奈良)と同緯度線上に石上神社を建立したといわれています。
神宝とはおそらく〝三種の神器〟ではないでしょうか?
何故なら四国の剣山までもが関わってくるようなので・・・
古代の海洋一族だった舟木氏は皇室のお仕えし国家を守る為に尽力された豪族だったそ
うです。 / 簡略したお話でした・・・すいません。
北緯34度32分ライン上の伊勢久留麻神社(淡路市久留麻)
由緒にも書かれていました。
女性がこの舟木石上神社を御参拝するときは、女性専用の参拝場所が磐座の右手の方に
用意されております。
― この古代祭祀場で一人磐座を眺めている時のことです。後方で足音が聞こえて来た
ので誰か御参りに来たんだなと思ってました。足音からするとまだ少し遠いところを歩
いている感じだったので、もう少し近づいてから場所を譲ろうと思っていました。
数秒後、足音が止んでるのに気付いた私は後ろを振り返りましたが・・誰もいません。
数秒で姿を消すなら走らなければ無理だし、走れば音で気付くと思われます。
遠ざかる足音は聞こえていないので、あの足音は一体なんだったのでしょうか?
枯葉を踏むような足音が間違いなく聞こえていたのですが・・・
というありきたりな〝少し怖い話〟も実体験しました。 ―
この舟木石上神社、確かに雰囲気がいいとは言えないのかな?でも怖さは感じません
でしたけど・・・
本日もお付き合いいただきありがとうございました!