― 木梨神社 ―
こなしじんじゃ
2021年3月24日 11:50 御参拝
御祭神 八十枉津日神 やそまがつひのかみ
大直日神 おおなおびのかみ
神直日神 かんなおびのかみ
底津少童神 そこつわたつみのかみ
中津少童神 なかつわたつみのかみ
表津少童神 うわつわたつみのかみ
底筒之男神 そこつつのおのみこと
中筒之男神 なかつつのおのみこと
表筒之男神 うわつつのおのみこと
黄泉の国から帰った伊邪那岐命が禊を行って黄泉の穢れを祓ったときに生まれた神で、
災厄を司る神といわれています。
そしてその災厄を治すために生まれた神が神直日神と大直日神。
底津少童神・中津少童神・表津少童神・底筒之男神・中筒之男神・表筒之男神の神々も
その禊の時に生まれています。
いい天気でした。
由緒
10代崇神天皇の時、物部八十手(もののべやそで)がこの地に、八十枉津日神を祀りのち、将軍彦坐命が丹波の賊を征伐した時、当地において神託があり神社を創建されたといわれています。
鳥居をくぐり、遠くに見えている高速道路のトンネルをくぐると・・
社殿が見えて来ます。
創建 延喜二十二年(西暦922年)と歴史ある神社です。
〝八十枉津日神〟が主祭神の神社ってあまり聞かないのでやって来ました。
〝中臣祓訓解〟〝倭姫命世紀〟〝天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記〟
〝伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記〟では伊勢神宮内宮第一別宮の荒祭宮祭神の別名とし
〝倭姫命世紀〟
荒祭宮一座 御形鏡坐
皇太神宮荒魂。 伊弉諾大神所生神
名八十枉津日神也 一名瀬織津比咩是也
〝災厄を司る神〟と〝祓い浄めの神〟が同じ神?となるのですか?
― 61話 ―の〝撞賢木厳之御魂天疎向津嬪命〟も同じ神様ということになってしま
います。
何かしら深い意味があるのでしょう。
大歳神社
市杵島神社
藤田三郎大夫社 太神社
多田池という池に棲んでいた大蛇を退治したのが、藤田三郎大夫です。
ゆっくり、一通り御参りしてきました。
舞殿かな? 茅葺がいいですね。
暖かな陽射しに 春の足音が聞こえて来ました。
本日もお付き合いいただきありがとうございました!