― 芦屋神社 ―
あしやじんじゃ
2021年6月5日 11:00 御参拝
御祭神 天穂日命 あめのほひのみこと
天照大神 あまてらすおおみかみ
豊受大神 とようけのおおかみ
木花開耶姫命 このはなさくやひめのみこと
猿田彦神 さるたひこのかみ
須佐之男神 すさのおのかみ
彌都波能売神 みつはのめのかみ
大山咋命 おおやまくいのみこと
天忍穂耳命 あめのおしほみみのみこと
大己貴命 おおなむちのみこと
大山祇命 おおやまつみのみこと
八衢比古命/八衢比売命 やちまたひこのみこと・やちまたひめのみこと
伊邪那美命 いざなみのみこと
国常立命 くにのとこたちのみこと
国狭土命 くにさづちのみこと
久那度命 くなどのみこと
・・・・・なんと十七柱の神々。
芦屋市の山手に鎮座します〝芦屋神社〟に行って来ました。
主祭神は、天照大神と須佐之男命との誓約の際にお生まれになった五男三女神の一柱で
あられる〝天穂日命〟です。
大国主との国譲りの交渉のため、高天原より葦原中国へ遣わされましたが大国主に心服
してしまい、使命を忘れて地上に住みつき3年経っても高天原に戻らなかったとされて
います。
手水舎はセンサーで反応し水が出るようになっています。
拝殿・・・空気が澄み切っています。
使命を忘れてしまったとされた〝天穂日命〟ですが〝出雲国造神賀詞〟によれば、地上
の様子を視察・報告し、荒ぶる神々を平定したとされています。
国譲りの後、大国主命を祀る出雲大社を築き、〝天穂日命〟の子孫が出雲国造(現在の
出雲大社宮司 千家家の祖先)となり、現在でも大国主命の祭祀を司っておられるとの
ことです。
遥拝所・・・伊勢神宮への礼拝所だと思います。
権宮・・各社を修理や造り替える時に神様をお納めする仮宮。
出雲神社
稲荷神社
なで牛・・・菅原道真公のお使いです。
〝おくやまに もみじふみわけ なくしかの こゑきくときぞ あきはかなしき〟
小倉百人一首 なんか懐かしい。
境内に古墳があります・・・約千五百年前の横穴式石室墳。
水神社・・・古墳内に〝菊理比売命〟をお祀りしておりました。
神社の創祀年は不明。
芦屋市の背後にそびえる六甲山頂にある磐座に〝天穂日命〟が降臨され、国譲りの交渉
の為、出雲へ向かわれたたとの言い伝えが残っております。
その後、六甲山の麓である現在の社地を里宮として〝天穂日命〟のお社を建ててお祀り
されたのが創祀と伝えられています。
昔は天津神をお祀りする神社として〝芦屋天神社〟と呼ばれていました。
明治六年に村社に列せられ、昭和五年に本殿を改修、昭和二十一年〝芦屋神社〟に改称
されました。
土曜日ということもあり参拝者が後を絶ちません、多くの方に敬われ愛されている神社
なんだと感じました。
御祭神が十七柱と多いのは、明治時代の神社合祀礼により当時の芦屋村の神社が全て合
祀されたからだそうです。
芦屋の高級住宅街にあります〝芦屋神社〟でした。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!