― 日吉神社 ―
ひよしじんじゃ
2021年3月6日 14:00 御参拝
御祭神 大山咋大神和魂 おおやまくいのおおかみのにぎみたま
大己貴大神 おおなむちのおおかみ
田心姫大神 たごりひめのおおかみ
白山比賣大神 しろやまひめのおおかみ
大山咋大神荒魂 おおやまくいのおおかみのあらみたま
― 51話 ― 住吉神社の前に御参拝しています。
正面の鳥居、兵庫県指定重要文化財です。(1620年造立) 立入禁止の為、鳥居をくぐることが出来ませんでした。
でも大丈夫、すでに神社裏手の鳥居で一礼済ましています。
(カーナビでこっちに誘導されていました・・)
鳥居の両脇に猿が・・・狛猿? 初めて見るかも。
日吉神社の神使は猿、神猿と書いて〝まさる〟と呼ぶそうです。
裏の鳥居からぐるっと廻ってきて随神門前。
狛猿ではなく、狛犬様はやはりおられました! 犬猿の仲ではないようです。
こちらの神社の御祭神の中には、御名前は同じなんですが和魂と荒魂と分けてお祀りし
ている神様がおられますね。
和魂とは神霊の静的な通常の状態における穏和な作用を言い、荒魂とは神霊の荒々しく
積極的に働く作用を言います。
そして和魂には幸魂(さきみたま)と奇魂(くしみたま)があり、幸魂は運によって人
に幸を与える働き、収穫をもたらす働きです。
奇魂は奇跡によって直接人に幸を与える働きです。
立派な社殿。
由緒 ― 3.5km北にある奥宮の鎮座する鎌倉山を御神体山として拝してきたが、
その大神様を当地の里にお迎えし、奈良時代初期の頃、現在地に近江国日吉大社より御
分霊を勧請したのが始まりである。 ―
本殿。
右下の御猿さん気が付きました?
・・・ですって。
ついでに・・・
見ざる、言わざる、聞かざる、日光東照宮では猿の彫刻でしたが、こちらは石造。
滋賀県大津市の日吉大社の神使が猿で同じように神猿と書いて〝まさる〟と呼んでいます。
日吉大社から御分霊をいただいたとのことなので、御祭神と一緒に神使である猿もこち
らへやってきたのでしょう。
さざれ石です。
きらびやかな門守神。
最後は、手水舎の龍神様です。
この日吉神社藤の花の名所といわれており、藤棚があるようです。
4月下旬から5月上旬に参拝すれば、きれいな藤の花が見れるのでしょうね。
本日もお付き合いいただきありがとうございました!