― 白神社 ―
しらかみしゃ
2022年5月9日 8:40 御参拝
伊弉諾尊 いざなぎのみこと
伊弉冉尊 いざなみのみこと
相殿には天御中主尊、高皇産霊尊、神皇産霊尊、天照大神、をお祀りしています。
5月8日に呉市の亀山神社に御参拝した後、呉市海事歴史科学館(愛称:大和ミュージ
アム)そして海上自衛隊呉資料館(愛称:てつのくじら館)を見学・・・
全長26.3mもある、1/10スケールで再現した戦艦大和です。
そして本物の潜水艦と護衛艦を、間近で見られる〝アレイからすこじま〟という公園で
海に浮かぶ本物とご対面。
ずらっと並んだ潜水艦になんともいえぬ迫力を感じました。
〝アレイからすこじま〟で潜水艦を見学し終わったのが午後3時過ぎ、まだ時間もある
のでもう少し知らない土地を散策してみようかと思ったのですが、明日も適当に時間が
あるし?思ったより疲れたし?
というわけで、宿泊予定のホテルへ向かいます。
ホテルは広島市中区大手町のホテルで、呉からは40分くらいで到着したように憶えて
います。
やっとホテルでゆっくりしビール片手に至福の時を味わいながら、窓から広島の街並み
を見下ろすと交差点の向うに何やら立派な神社があるではないですか!
調べてみると、白神社と書いて〝しらかみしゃ〟と呼ばれる神社が鎮座されておりま
した。
翌朝、御参拝させて頂きました・・・
鳥居前の狛犬様です。
手水舎には水は流れておりませんでした。
鳥居をくぐり、拝殿前の狛犬様。
獅子と・・・
一角獣・・・ですね。
もともと日本には生息していない獅子と架空の生き物であるユニコーンが、日本古来の
神社に存在しているのはどう考えても不思議ですね・・・
主祭神が菊理媛神なので、全国白山神社の総本宮である加賀一宮白山比咩神社から白を
神社名に取り込んだのかと思いきや御由緒によりますと、白神社のある中町一帯がまだ
海であった頃、現在神社のある地点は海面から突き出た岩礁でした。そこに衝突する船
が後を絶たないので、当時の船人により岩礁上に白い紙がたてられ、海難事故防止の役
目を果たしていた。やがてこの岩礁は三角州の発達や干拓工事などにより徐々に地上に
露出しはじめ、海難事後は少なくなっていくのですが船の安全運航に貢献した白い紙に
代わる守り神の象徴として祠が建てられました。
祠は白紙と呼ばれていたらしく、それが神社の御神名である白神社に繋がっているとの
こと・・・
・・・どこから菊理媛神はやって来たのでしょうか?
拝殿にて御参拝をすると、宮司様が突然現れて、大幣にて御祓い?をしていただきまし
た。
普通にお詣りして、御祓いしていただけたのは初めてです・・・
拝殿内の画像は、正中から撮ってはいけないと宮司様に教えていただき斜め前から撮ら
せていただきました。
狛狐様ではなかったです・・・
これまで、菊理媛神が御祭神である神社に御参拝したのは3社です。
白山比咩神社・若宮白山神社・・・そして芦屋神社の境内社・・・
いずれも御参拝した後の感覚は同じなんですね。
突き放された厳しさというか? 手を合わせても菊理媛神はそこにいない? といいま
すか?
勝手な私感なので、今はどうでもいいですね・・・
御神木でしょうか?
この後は、念願の〝厳島神社〟へと向かいます。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!