― 日岡神社 ―
ひおかじんじゃ
2022年4月10日 14:30 御参拝
主祭神 天伊佐佐比古命 あめのいささひこのみこと
配祀神 豊玉比売命 とよたまひめのみこと
鸕鶿草葺不合命 うがやふきあえずのみこと
天照皇大御神 あまてらすおおみかみ
市杵島比売命 いちきしまひめのみこと
播磨地方では安産の神様で有名な神社であり、式内社で旧社格は郷社です。
鳥居はなく、随神門からの御参拝。
隋神門をくぐるとすぐ左手に、住吉神社と熊野神社が祀られています。
背景の空に抜ける感じがなんとも爽快でした。
ここから見える参道、結構長く見えますね。
拝殿へ行く途中にあったのは、御即位大禮記念樹。
石碑が4柱ありますが、どちらの天皇が御即位された時の記念樹なのかは不明でした。
そして、記念樹の目の前には立派な拝殿が待ち構えています。
狛犬様。
社殿は明治3年に改築・再建されていましたが、昭和44年に火災で焼失し昭和46年
に現在の社殿が再建されたそうです。
本殿です。
主祭神の天伊佐佐比古命は吉備津彦命だとの説があり、また伊奢沙別命と同一神だとも
言われています。
そして伊奢沙別命は天日槍と言われており・・・と調べてみると、次々名前は違います
が同じ神様ではないか?説が続くのでした。
摂末社です。
建部神社・・・御祭神は日本武尊。
由緒です。
これが創作された、その令和の石の盥(たらい)。
居屋河原日岡神社(通称 大鳥居神社)。
昭和46年に加古川市加古川町寺家町字居屋河原からこの地へ移転されました。
由緒
当神社は天平の時代(約1300年前)の創始といわれています。第十二代景行天皇の皇后である稲日大郎姫命(いなびのおおいらつめのみこと)が最初のお産が難産で大変お苦しみになられたため、次に皇后が身ごもられた時に、当社の主祭神である天伊佐佐比古命が七日七夜祖神に安産を願い、無事双子の皇子を御安産なされました。その言われから当社は安産の守り神として、今日も近郷より大勢の参拝者があとをたちません。なお、双子の皇子の一人が有名な倭建命(やまとたけるのみこと)です。
この近くには日岡山古墳群があり、日岡御陵をはじめとして古墳時代から後期にかけて
多数の古墳が分布しているようです。
でも戦時中に大半が消滅してしまったようなのですが、三角縁神獣鏡などが出土されて
いるようなので、ぜひ行ってみようと思っております。
御祭神がなんだか正体不明な〝天伊佐佐比古命〟をお祀りする、日岡神社でした。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!