― 可美真手命神社 ― (再)
うましまでのみことじんじゃ
2022年1月30日 13:35 御参拝
御祭神 可美真手命 うましまでのみこと
前回、御参拝した時の心地よさが忘れられなくて再度足を運ぶこととなりました。
まずは、可美真手命神社のある宮山から移遷されたとされる住吉神社へ向かいます。
住吉神社と可美真手命神社の間にある明石川を渡るとなんだか禊を行なったような気分
になりました・・・
神功皇后は垂仁天皇の御世、熊襲ならびに新羅御征伐に赴かれる折、今の当神社の場所
に足を留められました。
その時、皇后の胎内に皇子を御懐妊されていましたので川の流れる水で清め、
〝皇子真に神の子ならば、事畢りて還る後筑紫にて生ませ給え〟
と神に祈られ、岩を砕いて帯の間にはさまれて征途につかれました。
そして新羅より帰途の筑紫にて皇子を出産された言い伝えがあります。
この岩が、その神功皇后の安産岩〝産之磐〟と言われているようです。
川を渡り神社へと向う途中にこんな石碑があるのに気付きました。
この坂道を登ると、山道になります。
一瞬で鬱蒼とした山道に・・・
龍のように曲がりくねった木は健在です。
もうそろそろかな?と思いながらも突然に現れる鳥居。
鳥居で一礼をしてから神域へと入ります。
すっと神域へと入れました。
御祭神である可美真手命とは、古事記では宇摩志麻治命と言い饒速日命と登美夜毘売と
の間に産まれた子であります。
饒速日命とは天孫族であるとか、または出雲王朝の子孫であるとか、とにかく謎の多い
神様であり、別名が 〝天照国照彦火明櫛玉饒速日命〟 その名に天と国を照らすとな
っていますので歴史上とても重要な神様なのだろうなと思います。
やっぱりこの場所は何故か心地いいです!
だけど、少し早足でここまで来たので息も整えずあっという間に御参拝を終えてしま
い、何だか中途半端な気持ちでこの場所を去るのでした・・・
焦ることはないのだから、ゆっくり時間をかけて落ち着いてから静かに御参拝をすれば
いいのにと思うのですが、何故か今日はそれが出来ませんでした。
でも、またいつか再び御参拝させていただけたらと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!