― 事代主神社 ―
ことしろぬしじんじゃ
鳥居で一礼し、神域に入りました。
正面 100mくらい先だろうか小さな神社が見える。
神社に向かう参道を半分くらい歩いたところに立て札があり、そこには神社の名称と由緒が書かれています。
そこに書かれていた名称は〝事代主神社(戎神社)〟
女神ではありませんでした。
少しがっかりしながらも立て札から神社へ向かいます。
神社前にたどり着きました。
〝二礼二拍手一礼〟
今日ここに在る事に感謝をします・・
いつの頃からこの場所に在るのかわかりませんが
潮風を受けながらも朽ちる様子も無く、立派に見えるこの神社は
この土地の人達にしっかり守られている神社なのかも知れません。
きっと祭事なども行われているのだろう・・
〝事代主〟と言う神様は男神、たしか大国主の子だったと思います。
夢の中であの武将が言った、〝アワヒメ〟はどこに・・・
拝殿から本殿をくるりと回り、隠れている〝アワヒメ〟を探します。
どこかにその存在が隠されていそうで、そんな気がしては
いるのですが見つからない。
仕方なく
行き詰まりを感じながらも〝事代主〟について調べてみました。
日本神話に登場する神
すぐに〝承知した〟と言った神と書かれています。
父は大国主神
配偶者・・・
玉櫛媛・阿波咩命 等
― えっ!!
やっぱり 〝アワヒメ〟の痕跡はここにありました。
この神社の主祭神は〝事代主〟
配偶神が〝アワヒメ〟と言う事なら
夢で登場したあの髭をたくわえたあの武将は
〝事代主〟なのかな?
まぁいい、とにかくここに来た意味が少しは見いだせました
何にもなければ、いつものただの日常だ・・・
でも何故この淡路島のありもしない、慶野松原の南西の島に
彼女〝アワヒメ〟は行こうと言ったのか?
いろいろと妄想を膨らませながらも
ボチボチと調べていこうと思います。