LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 114話 ―

― 石上布都魂神社 ―

 いそのかみふつみたまじんじゃ

 

2022年2月15日 10:45 御参拝

岡山県赤磐市石上

 

主祭神 素戔嗚命 すさのおのみこと

 

日帰りで岡山県へ神社巡りに行ってきました。

まず最初に足を運んだ神社は、備前国一宮 式内社 である石上布都魂神社です。

           通称 お神社様 ・・・だそうです。

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ここで車を降りて、鳥居で一礼・・・そして車に乗り込み先へ進みます。

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そしてここでも車を降りて、二の鳥居で一礼・・・また車に乗るのでした。

 

そして辿り着いた駐車場に車を停めてあたりを見渡すと、表参道と書かれた小さな看板

がありました。

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坂道をのぼります・・・先は長いような予感。

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いい運動をさせていただき、辿り着きました。

 

まずは手水舎にて、両手と口を清めます。

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狛犬様・・・なかなかの強面です。

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それもそのはず、こちらの神社の御祭神、今は素戔嗚命となってはいますが明治時代ま

では素戔嗚命が八岐大蛇を退治した剣〝布都御魂〟と伝えられています。

 

・・・ということは日本神話で〝十握剣〟と呼ばれている剣と同じなのかな?

 

布都御魂〟と言えば、神武天皇が熊野で賊の毒気にあたって全軍が壊滅状態に陥った

時に高天原から降ろされた剣であります。

その剣の不思議な起死回生の力によって神武天皇の一行は蘇り、賊も退散。神武天皇

無事大和を平定されました。

そして、神武天皇はこの剣を称えられ、物部氏の遠祖である宇摩志麻治命に命じ、宮中

においてお祀りされることになったようです。

 

今年に入ってから二度御参拝させていただきました、可美真手命神社の御祭神である

宇摩志麻治命がここで登場されました。

 

 

yatutama.hatenablog.com

yatutama.hatenablog.com

 

拝殿です。

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本殿も威厳を感じます。

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ここから本宮へ向かいます。

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約10分・・・

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道途中に???の命様がおられます。

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結構険しい参道でありましたが、辿り着きました本宮の鳥居。

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あれっ?

階段しか見えていません・・・

 

休み休みしながら登りきり、そして振り返りました。(膝がガクガク)

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本宮です。

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そして、禁足地である磐座です・・・

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本宮へお詣り後、途中での景色です。この景色は昔からかわっていないのかな?思うの

でした。

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険しい山道を下り、休憩がてら本殿を眺めているといつも神社で見ている菊花紋に違和

感を感じました・・・

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いつもの十六菊花紋?と思いきやこちらの紋章、数えたら二十四の花弁があるではない

ですか!

調べてみるとこれは〝二十四日輪紋〟と呼ばれているようです・・・が、何を意味する

紋章なのかはわかりませんでした・・・

 

拝殿右側に〝二十四日輪紋〟

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拝殿左側には〝五三の桐紋〟   そして、宮司様が物部姓・・・

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何か特別なものを感じます。

 

また奈良県天理市の〝石上神宮〟の社伝には素戔嗚尊が八岐大蛇を斬ったときの〝十握

剣〟が石上布都魂神社から遷されたと伝えられているようですね。

 

由緒によると、もともとの御神体は本宮の磐座であると書かれています。

崇神天皇の時代に素戔嗚尊の剣が〝石上神宮〟に移されたとされてますので、その以前

に〝布都御魂〟または〝十握剣〟がまずこちらの神社に奉納されたのでしょう。

 

何かの縁を感じながら御参拝させて頂き、とても楽しい時間を過ごすことが出来まし

た。

 

・・・次の神社へ向かいます。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 113話 ―

― 赤羽神社 ― 

      あかばじんじゃ

 

2022年1月30日 14:30 御参拝

兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和

 

主祭神 天羽赤玉命 あめのはあかるたまのみこと

 

配祀神 伊弉諾命 いざなぎのみこと

    軻遇突知命 かぐつちのみこと

    大日靈貴命 おおひるめむちのみこと

 

〝天羽赤玉命〟 初めて聞く神様です・・・

 

御由緒

主祭神の天羽赤玉命とは高魂命(高御産巣日神・・別天津神造化三神の一柱の神)の

孫とも伝えられ、玉造連・玉祖連の遠祖と仰がれる。

天明玉命、天豊玉命、玉祖命、天櫛明玉命はこの神の別名といわれる。

天照大神が天岩戸にお隠れの時、八坂瓊之五百筒御統曲玉(三種の神器・・八尺瓊勾

玉)を造り大神を慰めたといわれる。

また一説では、天羽赤玉命を垂仁天皇の時代に渡来した新羅王子・天日槍の神宝〝羽赤

玉〟と考え、赤羽神社の名前が起こったとされ、また赤羽神社に関連して明石郡の名が

起こったとされています。

 

廻りを見渡しても、鳥居がありませんでした。

住宅地の中にある神社なので、どこかとんでもないところに鳥居があるのかも知れませ

ん。

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参道の途中には立派な石造りの由緒書きがあります。

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この門、バランスとれてないですよね?

上部の瓦には、十六菊花紋が並んでいました・・・

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神社内では感じなかったのですが、後で見返すと強面の狛犬様です。

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新しく見える拝殿にて、御参拝。

明日は旧正月、無事に過ぎた一年に感謝・・・

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本殿です。

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こんな小さな祠がありました。どんな神様が祀られているのでしょうか?

そして中を覗くと亀の甲羅に見えたのですが、手に取ることも出来ないので正体は不明

です。

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境内社

何となく暗く見えたので御参拝するのを一瞬ためらってしまったのですが勇気をもって

鳥居をくぐります・・・

どちらの神様がお祀りされているのかわかりませんでしたが、神様はとてもやさしく迎

えてくださったように感じました。

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御朱印を頂こうとあたりを見渡すと、社務所らしき建物はありましたが人がいる気配も

なく調べてみると同じ神戸市西区内の〝惣社〟という神社の社務所にて統括されている

ようです。

この〝惣社〟という神社は〝可美真手命神社〟と同じく延喜式神名帳物部神社に比例

される神社だそうです。

だとしたら、近いうちにその〝惣社〟へ御参りしなければと思うのでした。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 112話 ―

― 可美真手命神社 ― (再)

  うましまでのみことじんじゃ

 

2022年1月30日 13:35 御参拝

兵庫県神戸市西区押部谷町細田

 

御祭神 可美真手命 うましまでのみこと

 

前回、御参拝した時の心地よさが忘れられなくて再度足を運ぶこととなりました。

 

 

まずは、可美真手命神社のある宮山から移遷されたとされる住吉神社へ向かいます。

 

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住吉神社と可美真手命神社の間にある明石川を渡るとなんだか禊を行なったような気分

になりました・・・

 

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神功皇后垂仁天皇の御世、熊襲ならびに新羅御征伐に赴かれる折、今の当神社の場所

に足を留められました。

その時、皇后の胎内に皇子を御懐妊されていましたので川の流れる水で清め、

 

   〝皇子真に神の子ならば、事畢りて還る後筑紫にて生ませ給え〟

 

と神に祈られ、岩を砕いて帯の間にはさまれて征途につかれました。

そして新羅より帰途の筑紫にて皇子を出産された言い伝えがあります。

 

この岩が、その神功皇后の安産岩〝産之磐〟と言われているようです。

 

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川を渡り神社へと向う途中にこんな石碑があるのに気付きました。

 

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この坂道を登ると、山道になります。

 

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一瞬で鬱蒼とした山道に・・・

 

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龍のように曲がりくねった木は健在です。

 

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もうそろそろかな?と思いながらも突然に現れる鳥居。

 

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鳥居で一礼をしてから神域へと入ります。

 

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すっと神域へと入れました。

 

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御祭神である可美真手命とは、古事記では宇摩志麻治命と言い饒速日命と登美夜毘売と

の間に産まれた子であります。

 

饒速日命とは天孫族であるとか、または出雲王朝の子孫であるとか、とにかく謎の多い

神様であり、別名が 〝天照国照彦火明櫛玉饒速日命〟 その名に天と国を照らすとな

っていますので歴史上とても重要な神様なのだろうなと思います。

 

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やっぱりこの場所は何故か心地いいです!

 

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だけど、少し早足でここまで来たので息も整えずあっという間に御参拝を終えてしま

い、何だか中途半端な気持ちでこの場所を去るのでした・・・

 

焦ることはないのだから、ゆっくり時間をかけて落ち着いてから静かに御参拝をすれば

いいのにと思うのですが、何故か今日はそれが出来ませんでした。

 

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でも、またいつか再び御参拝させていただけたらと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 111話 ―

― 可美真手命神社 ―

  うましまでのみことじんじゃ

 

2022年1月9日 14:35 御参拝

兵庫県神戸市西区押部谷町細田

 

御祭神 可美真手命 うましまでのみこと

 

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御由緒

可美真手命神社は、押部谷町細田に鎮座する住吉神社の東、標高40mの小高い山上に

鎮座しており、成務天皇19年(149)3月9日の創建と伝えられ『延喜式』にいう

物部神社である。

社地は山林1町8反9敏18歩を有し、この山を「宮山」または「元住吉山」と称し、

天平勝宝6年(754)9月13日、摂津国住吉大社の社家であった津守連が、楯神・

鉾神と共に住吉大神を勧請した最初の鎮座地で、現在は小さな御社のみが建っている。

昭和50年(1975)の道路建設に伴う調査では、頂上平担部より、弥生時代中期か

ら後半にかけての土墳墓と考えられる遺構が発見され、更に、昭和58年(1983)

の調査でも、縄文時代後半後期の土器が出土している。

 

駐車スペースはないようなので、住吉神社に車を停めさせていただき可美真手命神社へ

向かいます。

 

住吉神社から南東へ200m程歩くと、細田住吉前というバス停がありその横の坂道を

登っていくと神社のある山上へと辿り着くことができました。

 

途中の山道。

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まるで龍を思わせる木に出会います。

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この龍木を過ぎてすぐに鳥居が見えてきました。

                 鳥居の向こうに、もう御社が見えています・・・

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鳥居をくぐると空気が澄んでおり、なんだか体が軽くなったような気がします。

 

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誰もいない神域で手を合わせると、この場所以外ではきっと感じることが出来ないであ

ろう不思議な安心感に少しの間浸ることが出来ました。

 

〝うましまでのみこと〟とは饒速日命の子である〝宇摩志麻遅命うましまじのみこと 

あり、物部氏、穂積氏、采女氏らの祖とされる神様とされています。

 

御神徳は、石をも切り裂く劔の御神徳で「腫物」・「できもの」を治してくださる神

様といわれており、体内の腫瘍、例えばがん等の治療のため多くの方々が御参拝し崇敬

されているようです。

 

鳥居と小さな御社があるだけの神社なのですが、もう一度行かないといけないような気

がする神社です・・・

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 110話 ―

― 住吉神社 ―

    すみよしじんじゃ

 

2022年1月9日 14:00 御参拝

兵庫県神戸市西区押部谷町細田

 

御祭神 底筒男命 そこつつおのみこと

    中筒男命 なかつつおのみこと

    表筒男命 うはつつおのみこと

    気長足姫命 おきながたらしひめのみこと 

 

正月気分もそろそろ終わりだなと思うこの日曜日に、東経135°線上付近の神社

押部谷 住吉神社〟に行って来ました。

 

ガイヤの法則によるとシュメール文明が生まれたとされる6400年前から東西に経度

22.5°ずつの位置で文明が周期的に発展しているとされています。

その法則によると次の文明発展位置は東経135°線上の日本とされているのです。

その場所は淡路島か?とか噂されていましたが実際のところどうなのでしょう・・・

 

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最近、柄杓こそありませんが手水舎に浄めの水が戻ってきましたね。

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拝殿です。

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あまり見ないお顔の狛犬様です・・・

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〝二礼二拍手一拝〟にて新年のご挨拶をさせていただきました。

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御由緒


天平勝宝6年(754年)、摂津の国住吉神社の社家、津守連が楯神・鉾神とともに宮

山(今の元住吉山)に勧請したのが創まりと伝えられています。

その後、疫病が流行し、そのうえ五穀が実らぬ年が続いたので村人らは御神託により、

永禄2年(1559年)の6月29日に現在の宮地に移遷しました・・・

 

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本殿です。

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ここからは、境内社です。

 

楯神社・・・御祭神 豊磐間戸命

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鉾神社・・・御祭神 櫛磐間戸命

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白龍

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右から稲倉魂命菅原道真公・猿田彦命・地神様。

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明るく開放的な雰囲気が漂うとても気のいい神社だと思いました。

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神社のすぐ横には〝明石川〟という川が流れています。

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拝殿にこんな案内が張り付けてありました。

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この住吉神社の最初の鎮座地であり、延喜式神名帳にその名の見える〝物部神社〟とな

っています。

御祭神が〝可美真手命〟 うましまでのみこと 初めて聞く神様の御名前ですね?

興味津々で〝可美真手命神社〟へ行って参りました。

続きは次回へと・・・

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 109話 ―

― 鹿嶋神社 ―

      かしまじんじゃ

 

2022年1月3日 12:30 御参拝

兵庫県高砂市阿弥陀町地徳

 

御祭神 武甕槌命 たけみかづちのみこと

    経津主命 ふつぬしのみこと

 

新年あけましておめでとうございます。

2022年の初詣は兵庫県高砂市の〝鹿嶋神社〟に行って来ました。

 

今年はコロナウィルスの影響も少し緩和され、以前程ではありませんが参拝客も増えて

いるようです。

聞くところによると去年は、恒例の大渋滞もなく鹿嶋神社の駐車場までスムーズに行け

たらしいのですが、今年は渋滞につかまってから駐車場にたどりつくまで約1時間弱も

かかってしまいました。

でも鹿嶋神社の初詣に渋滞はもう儀式のようなもので、渋滞がなければ逆に〝あれっ〟

と違和感を感じるのかも知れません。

 

いつ見ても、このチタン製の大鳥居は迫力があります。

澄んだ青空が気持ちよかったです。

 

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参道に立ち並ぶ屋台から、おいしそうな匂いが漂ってきますが御参拝を終えるまでは我

慢です。

 

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二の鳥居

 

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混んでいても、皆さん左通行を順守されていました・・・

 

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この神門は威厳があります・・・

 

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本殿にて新年の御挨拶を申し上げました。

 

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人波の流れに乗って参拝から御札や御守りを購入し、そしておみくじを引いていきま

す。

落ち着いて神様を感じることは出来ないかも知れませんが、ここにくると恒例の初詣だ

なと思うのでした。

 

そうか令和4年は寅年だったのか・・・

 

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おみくじです。

末吉なんですが最後に〝日頃の望みかなうべし行末大いによし〟と書かれており、家族

が引いた吉よりも本年に希望が持てる内容でありました。

 

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播磨アルプスへの登山ルートの出発点がこの鹿嶋神社にもあり、その道は高御位山とい

う山へと続いております。

その山の山頂にあるのが 〝高御位神社〟 大己貴命少彦名命を祭神としそこには磐

座があったり、天御中主大神の御柱が建立されていたりと何かと興味をそそる神社なん

ですが〝登山〟が前提となっていますので・・・いつになったら行けるのか?

 

 

武神・軍神をお祀りする〝鹿嶋神社〟から今年はスタートです。

本年もよろしくお願いいたします。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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― アワヒメを追って 108話 ―

― 一宮神社 ―

   いちのみやじんじゃ  

 

2021年11月10日 16:00 御参拝

徳島県徳島市一宮町

 

主祭神 大宜都比売命 おおげつひめのみこと

    天石門別八倉比売命 あまのいわとわけやくらひめのみこと

 

今回の四国旅、最後の神社です。

 

1年前、このブログを始めるきっかけとなった〝アワヒメ〟は夢の中で私を淡路島へ連

れて行こうとしました。

実際に夢の中で印された場所近くに行くとそこには〝事代主神社〟があり、そして事代

主の配偶神が〝阿波咩命〟だったことを知ります。

〝阿波咩命〟は東京都神津島村神津島北部、長浜海岸背後の高台に鎮座する〝阿波命

神社〟の御祭神であります。

鎮座する長浜は〝五色浜〟と呼ばれており、偶然なのか私が夢を追って淡路島へ向かい

辿り着いた場所のすぐ近くも〝五色浜〟でした。

 

そして〝阿波咩命〟は古代に忌部氏阿波国徳島県)から海路、安房国(千葉県)に

移り住み、房総半島南部を開拓した伝承から、安房上陸の前に神津島で島の開拓を行な

ったとする説もあるようです。

安房国一之宮の安房神社(千葉県館山市)には、〝阿波咩命〟ではなく忌部氏の祖伸で

ある〝天太玉命〟が、祀られていることから、〝阿波咩命〟は神津島に土着したのかも

知れません。

 

— 淡路島から徳島へ ―

 

いまでも憶えている夢の〝アワヒメ〟を追って神社を巡ってきたのですが、〝アワ〟は

〝淡路〟でなく〝阿波〟ではないかと思い始めるのでした・・・

〝阿波〟の女神といえば〝大宜都比売命〟です。

 

もしかして〝阿波咩命〟と〝大宜都比売命〟は同神なのかも知れません。

 

大宜都比売命〟をお祀りする〝上一宮大粟神社〟には、ブログを始める前に、一度御

参拝させていただいておりました。

御参拝後もずっとこの場所にいたくて、なかなか帰ることができなかったのを憶えてお

ります。

yatutama.hatenablog.com

 

徳島にはあと2社〝大宜都比売命〟をお祀りする神社があります。今回の四国旅最後の

神社は、そのうちの1社である〝一宮神社〟です。

 

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注連柱をくぐり・・・

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鳥居の前にやってきたら、とても迫力のある狛犬様が待っておられました。

こちらは拝殿前の狛犬様です。

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こちらの狛犬様は、歴史を感じさせます。

拝殿にて御参拝させていただきました。

 

今回の四国旅でいろんな神社を巡ってきましたが、何だかここにくる為だったような気

がするのでした・・・

 

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本殿

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一宮神社は式内大社 天石門別八倉比売神社の論社のひとつです。

他の論社は、上一宮大粟神社、そして八倉比売神社。

八倉比売神社も上一宮大粟神社に行った後、御参拝しましたがこちらの主祭神は大日靈

女命・・・天照大神の別称と言われております。

 

yatutama.hatenablog.com

 

一宮神社略記です。

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御祭神の〝大宜都比売命〟は伊勢神宮外宮の豊受大神または伏見稲荷のウカノミタマと

同神ではないかという説もあります。

なんだかすごい神様ですよね!

 

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徳島県香川県の神社を巡る旅でしたが、最後に無事〝阿波の女神〟に御参りすること

ができました。

 

まだまだ徳島県には行ってみたい神社があり、私にとってとても魅力のあるところなの

でこれからも注目していきたいと思います。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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