LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 170話 ―

— 丹生川上神社 下社 

   にうかわかみじんじゃ しもしゃ

 

2023年10月3日 11:00 御参拝

奈良県吉野郡下市町長谷1-1

 

主祭神 闇龗神 くらおかみのかみ

 

・・・神様に呼ばれないと行けない神社っていうのがあるようで、私の知る範囲では奈

良県に鎮座します〝玉置神社〟そして〝天河大弁財天社〟です。  

 

奈良県だったら、日帰りでも行けるじゃないかと思いつつも予定をたてようとすると、

なんだか疲れてたりとか急な仕事が入ったりしてやはり行けない。

 

いつか行かなければと思っているのに、自分勝手にまた今度にしようと思うのはきっと

神様に呼ばれていないという事なのでしょう。

 

2023年の10月3日…やっとすべてが整ったようなので、神様に呼ばれないと行け

ない神社または縁がなければ辿り着けない神様であります〝天河大辨財天社〟へと向か

うことになったのです。

 

2時間程車を走らせたでしょうか?あともう少しで〝天河大辨財天社〟だなと思ってい

たら道中にこんなのぼりが見えてきました。

 

 

・・・青が清々しく感じたのぼりを横目に通り過ぎてしまったのですが、

丹生川上神社下社〟 ・・・ ここにも神社があるけど行かなくていいの? と嫁が

ポツリと。

 

最初の目的地は〝天河大辨財天社〟なのでこのまま突き進むつもりでいたのですが、嫁

にそう言われた瞬間に車をUターンさせていました。

鳥居で一礼の後、手水舎で身を浄めます

由緒です。

 

身を浄めた後、先に御朱印をいただこうと思い社務所にて御朱印帳を手渡し記帳のお願

いをしていると、社務所内から現れた男性から突然〝なすび〟をいただくことになりま

して、少し驚きながらもお礼を言うとその男性から〝お話があるので…〟と流れるよう

に拝殿内へと導かれました。

 

 

拝殿内には、私たちともう1人駐車場ですれ違ったと思われる女性、そして先程の男性

を合わせて4人のみ…

男性はきっと宮司様なのでしょう、まずは本殿へ向かう階段前の場所から神様へ御参り

をして下さいとのこと。

参拝方法は二礼二拍手一礼でいいのでしょうか?とお聞きすると形にこだわる必要もな

いので思いのままに御参りして下さいと言っていただいたように記憶しております。

神社といえば二礼二拍手一礼が拝礼の作法のように思われていますが、じつは戦後に一

般化された作法であり、それをあらわすかのように地元の方の中には、柏手を打つこと

もなくただ深く頭を垂れ御参りする方もいらっしゃるそうです。

 

・・・私は座ったまま手を合わせた後、お辞儀をし感謝申し上げました。

 


御参拝後は、拝殿内という贅沢な場所で宮司様のお話を拝聴させていただきます。

 

〝言挙げせず〟という日本人の精神性のお話から、貴船神社から丹生川上神社下社を結

レイラインのお話などすべてのお話が興味深くて、本当に楽しい時間を過ごすことが

できました!

 

そのレイラインを示す地図が展示されています。

 

 

貴船神社の奥宮の御祭神は、こちらの神社と同じ闇龗神であり本殿の下には龍穴がある

といわれております。

丹生川上神社下社と貴船神社を結ぶ線上には、天武天皇陵→橿原神宮藤原京平城京

平安京と一線がつながっており、これは貴船から丹生川上神社下社へと続く龍穴から

の龍脈が作用しているのかも知れませんね?

 

さらにこの線を北に伸ばすと、福井県無人島に辿り着きます。

その島の名前がなんと〝御神島〟!

〝おんがみじま〟と呼ばれてはいますが、貴船神社そして丹生川上神社下社の御祭神で

ある〝おかみ〟に通じるものがあるようで、不思議なものを感じるのでした…

 

拝殿から本殿への階。

 

本殿が少しだけ見えています。

 

境内には、白と黒の神馬がおられました。

宮司様のお話では、この場所に馬がいるのも意味があるようなのです。

風水では馬は神様の使いで南に置くといいと言われますのでこの場所に馬がいるという

事は、とある場所がまた中心となる作用を引き起こすのかも知れませんね。

 

 

突然に近い奈良への日帰り神社参拝の始まりは、とても楽しくそして厳かな気持ちを抱

かせる始まりでありました。

 

 

神社の横に流れる丹生川です。

 

 

この後は〝天河大辨財天社〟へと向かいます。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!