― 走水神社 ―
はしうどじんじゃ
2021年6月21日 13:45 御参拝
御祭神 天照大神 あまてらすおおみかみ
応神天皇 おうじんてんのう
菅原道真 すがわらのみちざね
神戸 元町商店街の1本南の道沿いに鎮座します、〝走水神社〟に行って来ました。
〝走水神社〟は旧走水村の氏神で、社伝によると1100年以上の歴史を持つ由緒ある
神社です。
五穀豊穣・健康長寿・商売繁盛に学問の神様といわれ、書道の神としても有名で、社殿
の脇には筆塚がありました。
明治維新までは、現在の元町通5丁目にあたる地域の山側に極楽寺と八幡神社があった
ため、この辺りは八幡町と呼ばれていました。
その後、1874年(明治7年)には現在の元町通という地名に改称され、1875年
(明治8年)に現在の場所にあった天満宮とこの八幡神社を合祀した時に、この場所が
旧走水村であったことから〝走水神社〟と呼ばれるようになったそうです。
御祭神が菅原道真なので、狛牛です。
ちょっとした用事で神戸へ行き、昼食は中華そばを食べに元町へ・・・
30年程前元町に住んでいましたので久しぶりの商店街 は懐かしく感じます、そして商
店街近くに神社があったのを思い出し探してみるとすぐに見つかりました。
当時は御参りすることもなく神社の前を通り過ぎていたので、本日はあらためての御参
りです。
拝殿。
本殿。
走水稲荷大明神。
御参りをすると清涼感のあるひんやりとした風を感じました。
〝走水〟という名の由来になった宇治川は、雨が降るたびに〝走り渦〟で河水が渦を作
って流れ 、その流域の村はさまざまな被害にあってきました。
これにより、この流域にあった村が〝走水村〟とよばれるようになったそうです。
また、この地域に天皇に仕えていた氏族の間人が住みついたことから〝はしひと〟と呼
ぶようになり、のちにそれがなまって〝はしうど〟となり〝走水〟の字があてられたと
いう説もあるようです。
そういえば、聖徳太子の生母は間人皇后(はしうどこうごう)と呼ばれています。
なにか関係があるのかも知れません・・・
昔懐かしい場所に在る神社 〝走水神社〟 でした。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!