― 泊神社 ―
とまりじんじゃ
2021年9月5日 14:45 御参拝
国懸大神 くにかかすおおかみ
少彦名命 すくなひこなのみこと
鳥居が見当たりませんでした。
・・・帰り道、少し離れたところにあった鳥居がそうだったのかな?
神門・・・右大臣 左大臣がおられます。
御由緒
伝承によれば、天照大神が天岩戸にお隠れになった時、八百万の神々が大神の怒りを解
くために鏡を造り、ひとつは伊勢神宮に祀られ、ひとつは海に流された。
大和時代、それが当神社のある場所に泊り着き、そこにあった檍の木を檍原大明神とし
て祀ったのが泊神社の始まりとされる。
飛鳥時代に聖徳太子が鶴林寺(同じく加古川市にある寺院)を建立した際、側近で棟梁
であった秦河勝が紀伊国から、氏神である国懸大神を勧請し社殿を建立したと言われて
います。
秦河勝・・・90話で御参拝した、大避神社の御祭神です。
こちらの手水舎では、水が流れていました。
拝殿は新しく見えますね。
狛犬様。
弁財天? 市杵島姫命? でしょうか。
各摂社が並びます。
この泊神社、宮本武蔵ゆかりの神社として知られているようです。
宮本武蔵の養子である、宮本伊織の撰文による棟札が保存されています。
承応2年に伊織が宮本武蔵の供養の意を込め、故郷の氏神である泊神社の全社殿を再建
したことが書かれており、11行にわたる漢文で書かれた伊織の表白文は宮本武蔵の研
究資料として価値のあるものとされています。
切妻造り妻入りの能舞台・・・かつては能のイベントも行われたとのことです。
はじめて御参りした神社だったのですが、こちらの神社でもアゲハ蝶のお迎えがあった
り気持ちよく御参拝させていただくことが出来ました。
まだまだ兵庫県にも、私の知らない素晴らしい神社があるようです!
この日、知らず知らずですが秦河勝公と縁のある神社にまた御参りとなりました。
またいい日に、どこかの秦氏ゆかりの八幡神社へ行ってみようかな・・・
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!