― 保久良神社 ―
ほくらじんじゃ
2021年9月10日 12:00 御参拝
兵庫県神戸市東灘区本山町
大歳御祖命 おおとしみおやのおみこと
大国主命 おおくにぬしのみこと
椎根津彦命 しいねつひこのみこと
かなりきつい坂道を20分程登り辿り着いたのは、超古代文明〝カタカムナ〟で有名な
保久良神社です。
御祭神である椎根津彦命・・・神武天皇が東征において速吸門で出会った国津神で船路
の先導者となる。
後、大和建国の第一の功労者として、倭宿禰(大倭国造)を賜った神様です。
椎根津彦命が手を伸ばしている先には、灘の一つ火と呼ばれる石灯篭がありました。
昔から航海の安全を守ってきた石灯篭です。
参道には、かわいい干支の石像が並んでいます。
私は辰年なので・・・
手水舎・・・柄杓はありませんでしたが、龍の口から滴り落ちる水滴で清めました。
拝殿です・・・とても明るく見えました。
狛犬様
遙拝所
八大龍王
保久良神社略記より・・・
昭和13年(1938)社殿改築の時、神社境内外地は古代祭祀の遺跡地として認めら
れました。
それは、社殿を取りまく多くの岩石群が磐座・磐境を作り、その辺りから発見された弥
生式中・後期(紀元前200年~紀元後200年位)土器石器類が多数出土し、昭和1
6年には銅戈(重要美術品)が発見され、そのいずれもが実用を離れ儀礼的用途を持つ
ものと考証されますところから、当神社祭祀の由来も極めて古いものと証明されまし
た。
その磐座がこちらです。
立岩
神生岩
まだまだあったように思われます。
今思い出したのですが、ちょっと不思議なことがありました。
スマートフォンで画像を撮ろうとすると画面全体が発光したようになってしまい画像が
撮れなくなることが幾度か続きました。
そのたびにカメラのアプリを再起動させて何とか画像を残す事が出来たのですが、
初めてのことだったので少し戸惑いながらも、この地ならあり得るのかなと自分勝手に
納得してしまっていたのです。
神域から振り返り見る参道です・・・
この神社へ辿り着くまで、竹箒にて急な坂道を掃除をされている女性二人に出会いまし
た。神社の境内はもちろんのこと、途中の坂道まで手入れの行き届いた清々しい神社で
す。
この日この神社に御参拝が許されたのですが、気持ちのいい御参拝が出来たのもその女
性たちのおかげのような気がします。
本当にありがとうございました!
やはり、この保久良神社は特別な場所でした。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!