— 沼島 ―
ぬしま
2023年6月26日 14:00
兵庫県南あわじ市に属し、兵庫県の最南端に位置する勾玉の形をした島です。
神代の昔 〝イザナギ〟と〝イザナミ〟の二柱の神が天の沼矛で海原をかき回すと、
矛から滴る潮が固まり〝オノコロ島〟になったという国生みの神話があります。
そのオノコロ島はどこにあるのか?
この〝沼島〟がその第一候補との説が有力であるようなのです…
淡路南端の土生(はぶ)港から〝沼島〟に向かいます。
〝沼島〟が見えてまいりました。
淡路島から私たちを島にはこんでくれた船〝しまちどり〟です。
島に上陸してすぐに見えて来る神社がありました。
厳島神社であります。
海を渡って来た最初の場所に鎮座します神社が厳島神社とは、腑に落ちますね。
通称〝弁天様〟と呼ばれているようですが、御祭神は〝市杵島姫命〟です。
厳島神社に御参拝した後、土生港をしばし眺めます。
少しゆっくりした後に向かう場所はこちらです!
淡路島の南あわじ市には赤い大鳥居がある〝おのころ島神社〟という神社があります
が、こちらは〝おのころ神社〟・・・
看板がなければ辿り着けない神社のようです。
適度に登って行くと、神社参拝では常に覚悟をしておかないといけないものに遭遇しま
す。
でも、これくらいの階段はましなほう・・・
階段途中に〝瑞玉姫命〟と書かれてある石碑があります。
聞いたことのない名の神様なのですが、諏訪の神〝建御名方命〟の孫ではないかと云わ
れてもいるようです・・・
どうしてここに石碑があるのでしょう?
拝殿にやって来ました。
本殿です。
いざなぎ いざなみ の みこと…
飾りのないとても落ち着く場所で、手を合わせました。
由緒です。
次に向かうは、国生み神話の天の御柱との云われがある〝上立神岩〟です。
おのころ神社からは結構歩きました。
この上り坂の向うに、きっと素晴らしい景色が見えてくるはず…
見えてまいりました!
そして〝上立神岩〟の前に見えてきた岩もなにやら神秘的です!
アミダバエと呼ばれているようです・・・意味は不明。
こちらが〝上立神岩〟です。
イザナギ イザナミ が天浮橋から天沼矛を海原に下ろし〝こをろこをろ〟とかき回し
持ち上げると、滴り落ちた潮が積り重なってできたのが〝オノコロ島〟です。
その〝オノコロ島〟に降り立ち二柱の神が建てた〝天の御柱〟がこちらの〝上立神岩〟
ではないか? との説があるようです…
次に向かった神社は〝沼島八幡神社〟
こちらで、厳島神社とおのころ神社と沼島八幡神社の御朱印をいただくことができまし
た。
よき眺望です!
淡路様の離島、神話のもととなる島〝沼島〟にてとても楽しくお詣りをさせていただく
ことができました。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!