― 亀居山放光院大願寺 ―
ききょざんほうこういんだいがんじ
2022年5月9日 11:00 御参拝
主尊 厳島弁財天 いつくしまべんざいてん
厳島神社の境内から出るとすぐに見えたのは、大願寺という寺院でした。
高野山真言宗の寺院で、寺伝によれば平安時代初期に空海によって開かれたと伝えられ
ており、その後鎌倉時代初期に了海という僧によって再興されたよう・・・
こちらがすぐに見えてくる山門。
江ノ島の金亀山与願寺、竹生島の宝厳寺、そしてこの宮島の大願寺が日本三大弁財天と
呼ばれている寺院であります。
本堂には神仏分離令によって厳島神社から遷された八臂弁才天象が秘仏としてお祀りさ
れており、毎年6月17日に御開帳されているようです。
ヒンドゥー教の水の女神〝サラスヴァティ〟が七福神の弁財天として仏教伝来時に日本
へやってきました。
そして何故かはわかりませんが、市杵島姫命が神仏習合において弁財天と同一視されて
いるようですね、または宇賀神とも・・・
護摩堂・・総白檀の1丈6尺(約4.85m)の不動明王がお祀りされております。
こちらの地蔵菩薩に囲まれている仏様はなんておっしゃる仏様なのでしょう?
大願寺を後にして次に向かったのは、厳島神社ととても縁の深い〝平清盛〟をお祀りし
ている清盛神社です。
1954年に創建された神社なので、あまり知られていないのかも知れません・・・
もう少し、宮島の散策は続きます・・・
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!