LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 130話 ―

― 千畳閣  ―

    せんじょうかく

 

2022年5月9日 12:30 御参拝

広島県廿日市市宮島町

主祭神  豊臣秀吉霊神

     加藤清正霊神

 

千畳閣とは厳島神社末社である豊国神社の通称であり、本殿の広さが畳857枚分の広

さがあることから〝千畳閣〟と呼ばれるようになったそうです。

天正15年(1587年)に豊臣秀吉公が安国寺恵瓊に命じて建立した本瓦葺き入母屋

造りの大経堂なんですが、建設途中に秀吉公が亡くなったため工事が中断され、板壁も

天井もなく未完成の状態のままとなっています。

もともとは〝寺〟としての意味合いが深く、数々の仏像をお祀りしていましたが明治時

代の神仏分離によってお祀りされていた仏像は、先程お詣りした大願寺へと移されまし

た。

 

こちらが秀吉公をお祀りしている本殿です・・・

未完成ではあるのでしょうが、これはこれで見応えはありました。

近くに寄ってみると、特大のしゃもじ?が本殿の左右にたくさん立て掛けられていま

す。

宮島はその昔、日本一の木製しゃもじの産地だったそうです。

そして・・・しゃもじとは〝飯をとる〟つまり〝敵を召し取る〟との語呂合わせなのか

日清戦争日露戦争時代にしゃもじを奉納し戦地へ向かった多くの兵士がおられたそう

です。

そのしゃもじの奉納のやり方とは、兵士が柱にしゃもじを打ち付けて出征して行ったよ

うで千畳閣の柱は傷だらけとなっておりました。

 

広い本殿内には数々の額や彫物が奉納されております。

なにやら恐ろしい面と、白馬を二人の男が捕えている絵でしょうか?

伊・・島大明神?  いつくしまだいみょうじん?

とんでもなく大きなしゃもじに描かれた〝龍〟・・・


本殿から出ると、厳島神社五重塔がそびえ立っていました。

 

実は御朱印を頂いた時に、神職の方から主祭神豊臣秀吉公であると初めて聞いたので

すが、戦国時代に名を残した武将が神様と崇められていることに何故か違和感を感じて

しまうのでした。

 

金刀比羅神社にも御参拝させていただきました。

 

こちらは、三翁神社です。

 

 

最後に、猿田彦大神をお祀りする道祖神社にお詣りさせていただき宮島を後にします。

 


本来ならば、霊峰である〝弥山〟に登って初めて厳島神社にお詣りしたと言えるのだと

思うのですが、今回は残念ながら弥山へ登らずに宮島を去ります・・・

 

この後は、広島平和記念資料館に行き・・・

 

 

そして神社ではなく、この場所で手を合わせました。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!