LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 144話 ―

― 白國神社 ―

    しらくにじんじゃ

 

2023年1月3日 11:00 御参拝

兵庫県姫路市白国5-15-1

 

御祭神  神吾田津比売神 かむあたつひめのかみ

     稲背入彦命 いりせいりひこのみこと

     阿曽武命 あそたけるのみこと

     

新年あけましておめでとうございます! 本年も何卒よろしくお願いいたします!

 

・・・年が明けてあっという間に1週間が過ぎて行きました。

 

2023年の初詣は、播磨国四ノ宮である 〝白國神社〟。

 

御祭神の〝神吾田津比売神〟とは大山津見神の娘であり、天孫である邇邇芸命と結婚さ

れた美しき女神〝木花咲耶姫命〟です。

 

昨年の10月に京都で訪れた〝縣神社〟の御祭神もそうでした。

 

 

随神門・・神紋は立ち葵紋のようです。

賀茂別雷神社、賀茂御祖の神紋でもあり徳川氏の家紋でもありますね。

 

カラフルな随神様は、虎を従えています・・・

 

 

隋神門をくぐると、その先には何となく背の低い鳥居が見えてきました。

門松がお正月感を引き立てております!

 

聞き伝えによると、門松とは年神様を迎え入れるための依り代なんだとか・・・


鳥居で一礼の後、数歩歩くと安産を祈願する為の〝撫で戌〟が待ってます。

 

さらにもう一匹。

由緒

今を去る千八百年前の昔、景行天皇の御子 稲背入彦命は、大和から当地へ下向され、

この白國の地に宮殿を構えて播磨地方を統治されました。

ある日のこと、その御孫 阿曽武命の妃・高富媛がご出産にあたり大変苦しまれまし

た。

阿曽武命は倉谷山の峰に白幣を立て神吾田津日売命を祀り、一心に安産を祈願されたと

ころ女神が現れ、〝妾が神吾田津日売である。汝の祈りは天に通じている。妾がこの地

に長く留まり婦人を守護し安産させましょう。〟とお告げになられ、白幣が天高く舞い

上がり、しの白幣と共にお隠れになられました。

阿曽武命が館に帰られると無事に男子を出産されており、その神徳に感謝されました。

神恩に報いるため、倉谷山の麓に社殿を設け、神吾田津日売を祀られたのが、白國神社

の由緒と伝わっています。

 

安産祈願である戌の日参りを、撫で戌として表現されているようです。

 

手水舎。

 

拝殿が見えてまいりました。

 

 

手を合わせ、新しい年を無事に迎えることが出来たことに感謝申し上げました。

 

こちらが本殿です。

 

池鯉鮒社・・・大国主命の御后神である三穂津姫がお祀りされています。

播磨地方はその昔、大己貴命大国主命)と少彦名命によって開拓されたとの伝承が

数々残っています。

三穂津姫はどんな御縁で、ここにお祀りされているのでしょう?

 

山森稲荷社。

 

白國神社八幡社・・・応神天皇こと誉田別神をお祀りしております。

 

こちらは御神木でしょうか?

 

2023年の初詣にて、おみくじは〝中吉〟。

 

— 行うに真の言を ならわずば心の月の 宿らざらまし —

 

との事でした。

 

こちらのオブジェは何なのかな?

 

〝白國神社〟 今年になって初めて知った神社です。

まだまだ見も知らずにいる〝神社〟があるのだなと何となく嬉しく思うのでした。

 

帰りの車窓から・・・

姫路城です。

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!