― 松帆神社 ―
まつほじんじゃ
2018年11月18日 14:50 御参拝
相殿 仲哀天皇
名刀 〝菊一文字〟で有名な松帆神社です。
〝菊一文字〟
― 後鳥羽上皇の命により、全国の名刀工が鍛刀したがその折の筆頭御番鍛冶であった、備前福岡一文字派の祖である則宗の作とみられているそうです。
所在不明だった名刀が、昭和8年に神社本殿の内陣で偶然発見され昭和10年には当時の文部省の鑑定により国の重要美術品に認定されました。 戦後GHQにより流出の危機があったのですが、当時の宮司様の尽力によって社宝の流出は免れたのだそうです。 ―
御朱印を頂いたおりに、社務所に飾ってあった菊一文字のレプリカに触れさせて頂きましたが、ずっしりと重かったです。
これは〝贔屓〟(ひき?ひいき?)といって、龍が生んだといわれる古代中国の伝説上の生物です。
他のどこかでも見た記憶が・・・
手水舎。
狛犬様です。
拝殿と神馬。
― 鎌倉時代の武将 楠木正成の家臣である、吉川弥六が湊川の戦において主君から八幡神の神璽を託され海路淡路島に落ち延びた際に、山中に祠を建て八幡大神を祀ったものが神社の創建の由来とされています。 ―
南朝系の方々が多く淡路島に流れ着いたようですね。
摂社・末社です。
こちらが〝菊一文字〟を保管している宝物殿。
吉川弥六の子孫の口伝では、楠木正成の愛刀を落人たちで隠し持ち、ある時領主を通じて松帆神社に奉納したと伝えられているそうです。
御朱印です。
数年前の初詣が確か〝湊川神社〟だったと記憶しております。
ものすごい参拝者の数だったなぁ・・・
本日もお付き合いいただきありがとうございました!