LIFE LOG(今日の夢はどんな夢?)

今日の夢はどんな夢?

記憶から消えない夢達を現実に追ってみた・・・

― アワヒメを追って 139話 ―

― 宇治上神社 ―

     うじがみじんじゃ

 

2022年10月25日 9:45 御参拝

京都府宇治市宇治山田59

 

御祭神 左殿 菟道稚郎子命 うじのわきいらつこ

    中殿 応神天皇 おうじんてんのう

    右殿 仁徳天皇 にんとくてんのう

 

久し振りに京都へ・・・

まず初めに訪れたのは世界文化遺産でもある宇治上神社です。

 

鳥居をくぐり、小さな橋を渡ります。

 

そして山門をくぐると国宝である拝殿が目の前に現れました。

 

 

拝殿の左右に〝清め砂〟

 

 

手水舎が見当たりませんでしたが、どうやらこちらで清めるようです。

〝桐原水〟といい宇治七名水のひとつなのですが他の六名水は失われてしまい、もうこ

ちらの名水が最後のひとつとなってしまっているようです。

澄み切ったとてもきれいな水でした・・・

 

 

拝殿で手を合わせた後は本殿へと向かいます。途中、こちらは御神木でしょうか?

 

狛犬様にご挨拶・・・

 

 

本殿も美しい・・・こちらも国宝であり神社建築として日本最古であるらしい。

 

 



背面の拝殿。

 

左殿の御祭神である 〝菟道稚郎子命〟 始めての御参拝なので少し調べてみました。

 

応神天皇の末の皇子で幼い頃から博識聡明であった為、父君の応神天皇が大切に手を

かけ育まれ皇太子となります。

ですが応神天皇が亡くなられた後、皇位を兄である大鷦鷯尊(仁徳天皇)に譲り宇治の

地に離宮を建て一線から身を退かれました。

しかし大鷦鷯尊(仁徳天皇)も〝菟道稚郎子皇位を継ぐことは、応神天皇が定められ

たことなので変えることはできない〟として3年間皇位を譲り合ったのだそうです。

皇位が定まらぬ間に国民は戸惑い世の中も乱れ始めるのですが、そのあり様をご覧にな

られた菟道稚郎子は自責の念から自ら命を絶たれます。

これを知った大鷦鷯尊(仁徳天皇)は急遽、難波から宇治へお越しになり驚きと悲しみ

の中、菟道稚郎子を手厚く葬られました。

これが後々になって、宇治上神社創建のいわれとなるのでした。

 

正一位離宮太神〟なんとなく理解致しました。

 

磐境もあります。

 


末社・・・武本稲荷社

 



末社・・・厳島

 

末社・・・住吉社と香椎社です。

 

摂社・・・こちらは春日神社であります。

 

〝うさぎ〟に縁がある神社だそうですよ、〝菟道〟と書いて〝うじ〟とよんでいたり、

周辺の野山にはうさぎが生息し、神様の使いとして大切にされていたそうです。

 

宇治平等院の鎮守社として崇敬されてきた神社でもあります。

 

勝手な思い込みではありますが、真っ白な気に満ちた神社でありました。



本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!