― 由加神社本宮 ―
ゆがじんじゃほんぐう
2022年2月15日 16:00 御参拝
御祭神 手置帆負命 たおきほおひのみこと
彦狭知命 ひこさちのみこと
神直日命 かみなおびのみこと
大直日命 おおなおびのみこと
由加大権現 ゆがだいごんげん
116話の続きです・・・
由加大権現をお祀りする、蓮台寺から同じく由加大権現をお祀りする由加神社本宮へと
向かいます。
手水舎です。
境内にはいると・・・お線香?
兵庫県高砂市の鹿嶋神社にも、このようなお線香を焚く場所があったのを思いだしま
した。
やっと辿り着いた、由加神社本宮です。
御参拝をすませたら、参拝順路に従って、本宮の左手からぐるりと建物の下を回ってい
きます。
そして現れたのはこちらの獅子です・・・
そして、白狐の大群・・・
ここが本宮下部の中心です。
そして右手の獅子。
ひと廻りしてから、本殿の左側に向かいます。
・・・これは? 〝たこ神様〟と書かれておりますが、御祭神は海の神である大綿津見
命。
〝たこ神様〟の奥には、狛狐様と奥に坐しておられる菅原道真公。
この磐座は、迫力ありました・・・
きっとこの磐座が元々の信仰の対象だったのかなと、勝手に思ったりしてしまいます。
江戸時代頃から、こちらの〝瑜伽大権現〟と香川県の〝金刀比羅大権現〟をお詣りする
ことを〝両まいり〟と呼んでいたようです。
交通の便が良くなかったその頃、金刀比羅宮に行く旅人が本州から四国へ渡る際に由加
神社本宮で旅の安全を祈願しており、その風習をいつしか〝両まいり〟と呼ぶようにな
るのでした。
私たちは、去年の11月に金刀比羅宮へ行ってきましたので、順番は逆ですが〝両まい
り〟を知らない間にしてたようですね。
表参道を降りて行くと、出ていく方向からの鳥居の扁額は〝金刀比羅宮〟と書かれてあ
ります。
いろいろと不思議な場所〝由加神社本宮〟でありました。
おかげさまで、楽しく岡山県の日帰り神社巡りを終えることができました。
そして、まだまだ行ってみたい神社が岡山県にはあります・・・考えてみればささやか
な楽しみは尽きることがないのかも知れませんね!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!