― 廣峯神社 ― 伍
ひろみねじんじゃ
2021年2月8日 15:00 御参拝
―37話―の続きです。
今回は本殿右側の境内摂社から。
― 廣峯神社編 少し話しが長くなってしまっています。もう少しお付き合いの程を・・・
軍殿八幡社
祭神 応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
別称 息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)
応神天皇は神功皇后の御子となります。そして神功皇后は仲哀天皇の皇后ですね。
―30話―に神功皇后が少し登場します。
この廣峯神社では、神功皇后が三韓征伐の際、戦勝祈願を行い帰路に奉告祭を行ったとの言い伝えが残っています。
ここからは、本殿後方の境内摂社です。
大鬼社(おおおにしゃ)
祭神 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
冠者殿社(かしゃでんしゃ)
祭神 神皇産霊神(かみむすびのかみ)
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
木花咲哉姫神(このはなさくやひめのかみ)
(あめのみなかぬしのかみ)が祀られておらず、天孫降臨で有名な邇邇芸命
(ににぎのみこと)の妃神である木花咲哉姫神が祀られていました。 なんで?
稲荷社(いなりしゃ)
祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
こちらは、名のとおりの御祭神でした。
天神社(てんじんしゃ)
祭神 菅原道真(すがわらのみちざね) 天神。
山王権現社(さんのうごんげんしゃ)
祭神 金山昆古神(かなやまひこのかみ)
庚申社(こうしんしゃ)
祭神 猿田彦命(さるたひこのみこと)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
夫婦仲睦まじく。
熊野権現社(くまのごんげんしゃ)
祭神 菊理姫命(くくりひめのみこと)
速玉男命(はやたまおのみこと)
瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)
速玉(はやたま)が伊弉諾
牟須美神(むすび)が伊弉冉 となるはずが・・・ なんで?
白山信仰で有名な菊理姫命と天照大御神の荒魂とのいわれがある瀬織津姫命が
祀られているのでしょう?
腑に落ちないので熊野権現を調べると、熊野本宮大社・熊野速玉大社には十二柱の神様が祀られています。
その十二柱の神の中から、
菊理姫命(一説では伊弉冉に仕える女神ともいわれているので)を伊弉冉命とし
瀬織津姫(水の神)を彌都波能賣命(水の神)とすればいいのかも?
この本殿後方の摂社巡りは、〝なんで?〟が多かったけれど楽しかったです。
摂社の配置が北斗七星とか・・十二神・・とか 勝手に想像してます。
次回は奥宮から薬師堂へ・・・ 本日もありがとうございました!!